【写真：Getty Images】

　昨夏、リバプールに加入したサッカー日本代表の遠藤航。シーズン中盤からはスタメンを勝ち取り、名門クラブの主力として堂々の活躍を見せた。リバプール専門メディア『ANFIELD INDEX』は、遠藤の今季の評価と来季以降どうなるか現時点での展望について、現地時間17日に報じていた。 【動画】何度でも見たい！ 遠藤航のゴールが衝撃的！ 　昨季リバプールに加入した遠藤は、今季リーグ戦29試合に出場。そのうち20試合は先発出場を果たしており、イングランドが誇る名門クラブの主力選手として堂々たる活躍を見せていた。 　記事では、「遠藤のリバプールへの貢献は、多くの人によると賛否両論だ。しかし、マック・アリスターを助けるには、生まれながらの6番が必要だと思う。それが遠藤だ」と前置きした上で、「遠藤の昨季のパフォーマンスはまずまずだった。リバプールが求め、必要としているワールドクラスの6番ではないが、本当に良い選手だと思う」と、同メディアの記者の率直な遠藤に対する評価を紹介していた。 　そして、「この評価がファンの期待と実際のパフォーマンスの不一致を示している」と強調し、「遠藤はワールドクラスには達していないかもしれないが、その貢献は決して無視できるものではない。彼の不十分さを語る物語は、彼の能力の真の反映というよりも、期待が高すぎることに起因するのかもしれない」と、サポーターの求める基準が高すぎることを指摘している。 　また、来季の展望については、「理想的な中盤のトリオは、遠藤とアレクシス・マック・アリスター、そのすぐ前にソボスライ・ドミニクが並ぶことだ」と述べた上で、「この構成は、守備の堅固さ、創造的なプレー、そしてダイナミックな攻撃のサポートのバランスを示唆しており、リバプールの中盤に必要な安定性と多様性をもたらす可能性がある」と、遠藤が来季も中盤の軸となる可能性を指摘していた。