「周南市文化振興財団」売上金着服問題、山口県警が捜査終結…立件した額や認否は明らかにせず
山口県周南市の公益財団法人「周南市文化振興財団」で売上金などの着服疑惑が発覚した問題で、山口県警は16日、元職員(57)(詐欺罪で公判中)を業務上横領容疑で山口地検周南支部に同日までに追送検し、捜査を終結したと発表した。立件した額や認否は明らかにしていない。 【写真】山口県警察本部
この問題では、財団が昨年、集金担当の元職員の被告と会計担当の元嘱託職員(67)を刑事告訴。県警が今年6月、販売代金約29万円をだまし取ったとして、元職員の被告を詐欺容疑で逮捕した。10月にも、集金した計78万円を着服したとして、業務上横領容疑で再逮捕していた。