アイアンは「難しいのは選ばない」 安田祐香の優勝ギア
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日(22日)◇利府GC (宮城)◇6638yd(パー72)◇雨(観衆4282人) 【画像】渋野日向子「もっとできた」消化不良の4日間 大会スポンサーの住友ゴム工業(ダンロップ)と契約を結ぶ安田祐香が初優勝を飾った。悪天候の影響で27ホールの短縮競技になったが、後続に3打差をつける通算9アンダーで逃げ切った。 最終日は朝から激しい雨が降り続けた。グリーンに水が浮くほどコンディションは最悪だった。「ラフに行ったらチャンスはなくなる」とティショットに神経を使い、最終日は7ホール中5ホールでフェアウェイをキープした。また、「一番好きなクラブ」とする7番アイアンとドライバーを優勝に貢献したクラブに挙げた。
シーズンが始まると、クラブセッティングは基本いじらないのが安田流。今年もオフに固めたギアを使い続けてきた。「7Wとか練習したりして代えようかなと思ったりもするけど、結局いまのギアが合っているなって思ったりして」 「ダンロップの選手は竹田麗央ちゃんや山下美夢有ちゃん、小祝さくらさんとか、トッププレーヤーがたくさんいる。自分も仲間入りしたいって思っていてこの大会で優勝できてうれしい」 同社の看板選手としてクラブをアピールする絶好のチャンスとあって、「特にアイアンはすごく気に入っているので、(みなさんにも)打っていただけたら」と広告塔としての仕事も忘れなかった。 ちなみにアイアンを選ぶポイントは「構えたときに、やさしめなヘッドの顔を選ぶようにしていて、難しいのは選ばない」と説明。こだわるのは打感で持ち球のイメージが出ることが前提だ。
<最終日のクラブセッティング> ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(10.5度) シャフト:ATTAS KING(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS、バランスD1) グリップ:STM フェアウェイウッド:ダンロップ スリクソン ZX Mk II(3番15度、5番、18度) シャフト:Miyazaki CODEX ユーティリティ:スリクソン ZX Mk II ハイブリッド(4番22度、5番25度) シャフト:UST マミヤ ATTAS MB HY アイアン:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II(6番~PW) シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH ウェッジ:クリーブランド RTX 6 ZIPCORE(48度、52度、58度) シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH パター:オデッセイ トリプル・トラック TEN ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR ダイヤモンド ボール