「こんな品種があったのか!」プロも魅了されるクンシランのおもしろさと、未来のガーデンプランツへの期待
YEGで咲く地植えの'ヒラオ'。一般的なクンシランの開花鉢が流通するのは2~3月だが、横浜で地植えの株が咲くのはゴールデンウィークごろ。早咲きのバラと同じくらい。
河合伸志(かわい・たかし) 園芸研究家。全国各地の庭園のプランニングや管理指導などを行う。バラを中心にさまざまな植物を組み合わせた混植の庭を得意とする。その広く深い植物愛から、友人に「植物変態」といわれることも。著書に『バラ講座 剪定と手入れの12か月』『人気のバラ シュラブローズ』(NHK出版)など多数。
●『趣味の園芸』新連載 「私の植物偏愛記」(2024年4月号~) 本誌で活躍する講師のみなさんに、「愛好家」としてのお話を聞いていきます。「こんな植物が好きだったのか」と意外な側面を発見しつつ、植物に対する熱い思いもたっぷり教えてもらいましょう。 4月号掲載・第一回では、河合さんが大好きなサクラについてお話を伺いました。 上の写真は、河合さんの愛するサクラのひとつ、‛雲竜大島(うんりゅうおおしま)'と。