本場ベトナム料理をスタジアムで 福岡の名店の秘伝スープで味わうフォー【博多のスタグル】
博多グルメ定番の明太子、うどん。ベトナム料理、神戸牛、カレーに、つまみにもなる唐揚げ…、映えドリンクに、スイーツも! J1アビスパ福岡のホームゲームに出店されるスタジアムグルメの評判がすこぶるいいという。Jリーグが実施した調査ではJ1でトップ3に入る高い満足度を誇る。ベスト電器スタジアム(ベススタ)に出店する店舗を取材、実食し、その秘密を探った。(向吉三郎) 【博多のスタグル】ジューシーチキンカツに、豚バラの「やきとり弁当」
◆ベトナム料理シンチャオ
鳥と野菜を大鍋で煮込む鶏フォー(900円)のスープは鶏のうまみとコクが深く、どこか博多名物水炊きのスープのような味わい。トムヤムチキンフォー(1000円)はそこに酸味とほどよい辛さが加わる。野菜がたっぷりと入っているのもうれしい。 店主の渡辺治さんは2017年、福岡・六本松に「シンチャオ」を開店。常連のアビスパサポーターが「この味をベススタでみんなに」と、出店を勧められて22年からスタジアムグルメに加わる。
スープは秘伝だ。渡辺さんの両親が福岡初のベトナム料理店として45年前に出した有名店「南十字星」(福岡市博多区)から分けてもらい、17年の創業時から継ぎ足して2時間かけて煮込んで提供する。 バックスタンド場外で営業。ビールのお供に、観戦しながら食べられる生春巻きも人気がある。
◆合言葉は「西スポ見た」
5月6日の川崎フロンターレ戦でお買い上げの方が「西スポ見た」と言えば、素敵なサービスがあります。
◆「アビスパにわか祭り」
アビスパ福岡は5月3日のガンバ大阪戦、同6日の川崎フロンターレ戦を「アビスパにわか祭り」と題して「新しいアビスパファン」を歓迎する2試合にする。6日は「西スポWEB OTTO!アビスパにわか祭り」として西日本新聞社が協賛する。 クラブは家族最大4人の一括購入でチケットが買える「アビスパにわか ファミリーチケット」などさまざまな割安チケットを販売中(https://www.jleague-ticket.jp/club/af/)。
西日本新聞社