【フィリピン】メトロパシ、25年高速道整備に140億ペソ
フィリピンの高速道路運営大手メトロ・パシフィック・トールウエーズ(MPTC)の子会社MPTサウス・マネジメントは23日、2025年に140億ペソ(約360億円)規模の設備投資を計画していることを明らかにした。マニラ首都圏南方を走るカビテ・ラグナ高速道路(CALAX)とマニラ・カビテ高速道路(CAVITEX)の建設工事に充てる。 ラウル・イグナシオ社長は、両高速道路の建設工事について、土地通行権の取得や最近の台風による遅れが課題となっているものの、25年中の完成を見込んでいると説明した。計67キロメートルの道路網の完成によって、車両のスムーズな移動と地域経済の活性化につながると強調した。 MPTサウスの24年12月期の純利益は前期比16.7%増の14億ペソ、総売上高は同13.3%増の34億ペソを見込んでいることも明らかにした。