石原さとみさん「20年前の自分に声をかけるなら『この先悩むけど、意外といい人生だよ』」の真意とは|CLASSY.
――ご自身が今いちばん意識していることは? いつも変わらず美しい石原さんですが、美容に関してはいかがでしょう? 正直言うと、今まで美に対して頑張ってたというか…意識してたんですよ。テレビに映る人間として。だけど妊娠、出産を経て、そんなこと言ってられなくて、美しくなることにとても疲れたんですね。生きていればいい、生かせていればいいってメンタルになってしまって、いろんなことがレスされていったというか(苦笑)。独身のときの、自分のなかで良しとしてたものとは今は全然違いますけど、それはそれで、今はそういう時なんだなと受け入れているので。たぶんまたキレイになりたいって思うタイミングが来ると思うんですよね(笑)。バリバリにジム行ってエステとか行って化粧品もすごく選んで…。でも今は向かっている先が育児面だったり教育面だったり、そういう面白さがあるので。今の至福の時間はいろんな本を読んでる時間なんです。一日一冊くらい読んでいて、いっぱいたまっていくんですけど、読んだことをちょっと子供に実践すると如実に表れるのですっごい面白いです。なので、今は美に関してはちょっとお休み期間かな。もちろんファッション・シューティングなど雑誌やCMの撮影は自分にとって幸せな時間なので。オファーをいただけるのであれば、今回のドラマのようにファッショナブルとかビューティとか、美しさじゃないものを提示している作品であってほしいと思いますね(笑)。 石原さとみ ‘86年12月24日生まれ 東京都出身 血液型 A型●第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリ受賞。’03年NHK連続テレビ小説『てるてる家族』でヒロインに抜擢され、以降、数多くの作品に出演。最近の主な出演作はドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』『恋はDeepに』、映画『決算! 忠臣蔵』『そして、バトンは渡された』など。主演映画『ミッシング』が5月17日公開予定。 『Destiny』 横浜地方検察庁の検事・西村 奏(石原さとみ)は中学生の時に検事の父を亡くしたことをきっかけに母の故郷・長野県に移り住み、地元大学の法学部に進学。そこで出逢った4人の仲間とともに生まれて初めての青春を謳歌する。司法試験のためのロースクール入試を間近に控えたある日、事件が起こり…。奏の同級生であり、初恋相手となる野木真樹を亀梨和也が演じる。●4月9日放送スタート(火曜21時・テレビ朝日系) 撮影/木村 敦 ヘアメーク/猪俣真衣子 スタイリング/宮澤敬子(WHITNEY) 取材・文/駿河良美 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)