札幌市南区の無人販売店で、男が金を支払わずに商品を持ち去る瞬間を防犯カメラが捉えました。男は店を出る前、驚きの行動をとっていました。 今月２日午後１０時前、札幌市南区川沿にある無人販売店。馬刺しなどの商品が並ぶこの店に１人の男が入ってきます。男は商品を物色し、冷凍庫から２つの商品を取り出します。そのままレジへ向かい、タッチパネルを操作したあと財布を開きます。現金を支払ったかと思いきや、その手をよく見ると何も持っていません。支払う”ふり”をしただけで、財布を閉まってしまいました。 大原麻潤記者) 「店内には防犯カメラが、ここ、そしてここ、さらにレジの近くにもあり、全部で５台設置されています。男は料金を払わずにレジを離れた後、店内の防犯カメラに向かってある行動をとりました。」 現金を支払うことなく商品を袋に入れそのまま店を出ようとする男。次の瞬間。 それぞれの防犯カメラを指さし、なぜか敬礼を始めたのです。その数は６回にのぼります。 そして、男は支払いをせずに店を出ていきました。 馬刺しと地鶏のたたき、合わせて１５００円相当を持ち去った男。その右ひざあたりを見てみると、モデルガンのようなものを身につけているのがわかります。一体、何者なのか。 店は警察に被害届を提出し、警察は窃盗事件として男の行方を追っています。