残酷な天使のテーゼ・高橋洋子さん、世界中でライブ 1万8千人が大合唱する現象も 埼玉はSアリーナで多く開催も、加須で初ライブ決行「ジャンボこいのぼり、都会で揚げたら、しっぽが隠れそう」
人気アニメ・エヴァンゲリオンのテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」で知られる歌手の高橋洋子さん(58)が15日、埼玉県加須市北川辺文化・学習センターみのりの多目的ホールでスペシャルライブを行った。FMわたらせ(同市小野袋)の開局1周年記念イベントのメインで訪れた。 ジャンボこいのぼりの写真 全長100メートルで重さ330キロ圧巻 客7万人超が押し寄せ、大空を雄大に舞う
高橋さんは東京都出身。世界十数カ所などでアニメソング(アニソン)のライブを開いている。県内ではさいたまスーパーアリーナが多く、加須市でのライブは初めて。高橋さんは「FMわたらせは、素朴で、親近感がある。リスナーとの密着度がすごい」と話した。 残酷な天使のテーゼは、アニソンの中では特に有名な楽曲。世界中で、日本語で歌われている。中国・上海市のメルセデス・ベンツアリーナでは、1万8千人が大合唱する現象も起きた。みのりの多目的ホールも満員の盛況。高橋さんは6曲を歌い、ダンサーの長谷川敬タさん(40)、岩熊俊介さん(37)と盛り上げた。 加須市の印象を高橋さんは「私の住む都会のビル群とは違って、空が広い。ジャンボこいのぼりが大空によく映える。都会でもし揚げたら、しっぽが隠れてしまうかも」と話した。今回は「魂のルフラン」や「魂と呼ぶもの」なども披露した。魂と呼ぶものでは、手話も交えた。 「わたらせサマーフェスタ2024」と銘打ったイベントで行った。アイドルグループの「アイオケ」や女性シンガー「Nanao」、小岩ケンさんの物まねショーもあり、地元密着型ならではの企画で盛り上がりを見せた。