オリックス 新助っ人ディアス獲得 23年ヤンキース戦で3打席連発 岸田監督「一塁、DH中心」
オリックスは9日、ジョーダン・ディアス内野手(24)=アスレチックス傘下3A=を獲得したことを発表した。背番号は「54」、単年契約で年俸は8000万円(金額は推定)。若き大砲の加入に岸田新監督も「パワーがありそう。一発が期待できて、アベレージも残してくれたら。アグレッシブな感じなので」と大きな期待を寄せた。 23年にはアスレチックスで90試合に出場し、打率・221、10本塁打、27打点と長打力を発揮。同5月10日・ヤンキース戦では3打席連続本塁打を放った。昨季、チーム最多の15本塁打を放ったセデーニョが西武に移籍した中、ディアスには中軸の役割が求められる。 一、二、三塁を守れる内野手。岸田監督は「一塁、DH中心になるのかなと思いますけど。新しい空気が入って、活性にもなると思う。活躍してほしいな」とイメージを膨らませた。 引き続き、球団は新外国人候補の調査を続けていく。野手強化の可能性を問われた福良GMは「はい、そうですね。(キャンプ合流が遅れても)そこは仕方ない」と言及。新助っ人の躍動が、V奪還のカギを握る。 ◇ジョーダン・ディアス 2000年8月13日生まれ。24歳。コロンビア出身。178センチ、95キロ、右投げ右打ち。内野手。ヌエストラ・セニョーラ・デ・ファティマ・ラ・ポリシア・モンテリア高校から16年にアスレチックス入団。23年にはWBCコロンビア代表に選出された。昨季3Aで22本塁打を放つなどマイナー通算70本塁打。メジャー通算は105試合出場、打率・227、10本塁打、28打点。