渡邊圭祐、役所広司との共演「貴重な経験」 メッセージ映像に恐縮「ネクタイ巻いてくればよかった」
滝沢馬琴を演じた役所広司と葛飾北斎を演じた内野聖陽からメッセージ映像
俳優の渡邊圭祐が3日、都内で行われた映画『八犬伝』大ヒット御礼舞台あいさつに、共演の鈴木仁、松岡広大、藤岡真威人、メガホンをとった曽利文彦監督とともに登壇した。 【写真】渡邊圭祐、藤岡真威人らが出席…映画『八犬伝』大ヒット御礼舞台あいさつの様子 山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』の実写映画化。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をアクションとVFXで描いた「八犬伝」=【虚】の世界と、物語を生み出した滝沢馬琴の感動の実話【実】の2つのパートを交錯して描く本作。10月25日に公開初日を迎え興行収入&動員ランキング初登場1位の大ヒットスタートを切った。 イベントでは、4人にサプライズで、滝沢馬琴を演じた役所広司と葛飾北斎を演じた内野聖陽からメッセージ映像が上映される一幕もあり、役所から「若いみなさんだからこそ、チャレンジできることがたくさんあると思いますので、何事にもぶつかっていってください。でも、怪我はしないように。応援しています」、内野から「残念ながら今回は共演することができませんでしたが、キラキラと輝く君たちを見てちょっとうらやましくなりました。私もまだまだ君たちと一緒に【虚】のパートのような激しいアクションもしてみたいなと思っておりますが、いつか君たちと共演できることを楽しみにしております」と八犬士の面々にエールを送った。 これに、犬塚信乃役を演じた渡邊は「身が引き締まりますね。Tシャツを着てきたのを後悔しました。ネクタイ巻いてくればよかったなと思いました」と恐縮し、ラストシーンでは役所と共演したそうで「貴重な経験をさせていただいて、頑張らねばならないという思いに駆られております」と吐露した。 改めて、役所と共演した感想を求められると、犬江親兵衛役を演じた藤岡は、役所がダジャレを言って和ませてくれたり、本番直前に役所からクイズを出されたことを明かし「すごく優しい人柄で、そういう感じで接してくれたから僕らも緊張せずできました」と感謝。曽利監督から役所へ「八犬士を笑わせてください」というオーダーがあり、そういう展開になったそうで、渡邊は「いい笑顔を引き出していただきました」と笑顔を見せつつ、クイズの内容については「こんなこと言ったら申し訳ないんですけど、本当にくだらなくて(笑)。この世代の男子が盛り上がるクイズでしたということだけをお伝えしておきます」と明かした。
ENCOUNT編集部