熊本出身の二十歳の新人歌手・飛雄馬。上京していま暮らすのは、60人のシェアハウス!?
ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分~/司会:中山秀征・アシスタント石川みゆき)、9月8日放送分の収録が行われました。
今回のゲストは、長保有紀さん、秋岡秀治さん、飛雄馬さんです。
懐かしの昭和歌謡から『悲しき口笛』(美空ひばり)を歌った秋岡秀治さん。 「アメリカ公演で、カリフォルニアのブドウ畑の真ん中にある小さな公民館に訪れたとき、『昔、美空ひばりさんが来てここで歌ったのよ』と聞き、せっかくなので『悲しき口笛』を歌いましたら、当時を想い出して、涙を流しながら聞いてくださいました。忘れられない想い出です」 最新曲『男の未練』のキャッチコピーは「しみじみ沁みる、正統派演歌のど真ん中」です。 「師匠の岡千秋先生がデビュー曲『男の酒』のような渋い演歌を……と手がけてくださいました。低音の響きを生かしたメロディーで、死ぬほど愛した女性の幸せを願い、あえて身を引く男の哀愁演歌です」
秋岡秀治さんがアメリカ公演を始めたきっかけを伺うと、意外なお話をしていただきました。 「きっかけは、カリフォルニアから日系人の方が来日した際、『アメリカには、日本に来たくても来られない秋岡秀治ファンがたくさんいる』と聞いたことでした。冗談半分で『日本に来る旅費をギャラ代わりに出してくれるなら、アメリカまで歌いに行きますよ』と言ったところ、それがきっかけでサンフランシスコでの公演が決まりました。その公演が日系人の間で評判となり、ロサンゼルスやハワイ、バージニアなどでも公演するようになり、年に1、2回渡米し、5、6ヶ所で公演を行うようになりました」
懐かしの昭和歌謡から『ミカンが実る頃』(藍美代子)を歌った飛雄馬さん。 「この曲を初めて聞いたとき、ふるさとの熊本県阿蘇を思い出しました。18歳のときに上京したんですが、東京は人が多いですね。阿蘇は牛が多いですよ(笑)」 続いて、デビュー曲『天使の棲む街』のカップリング曲『あした、晴れ!』を披露。 「この歌は、希望にあふれた前向きな歌詞と、誰もが口ずさみやすいメロディーが特徴です。背中を押す応援歌として、皆さんに愛される作品になれば嬉しいです」