「その可能性は全く無い」大谷翔平、WS登板は実現せず! ドジャース指揮官が完全否定。米紙「夢見る者もいたが…」
ロサンゼルス・ドジャースは25日(日本時間26日)からワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースと対戦する。その期間中にドジャースの大谷翔平選手が投手復帰するとの噂も浮上しているが、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督が完全否定した。米紙『スポーツ・イラストレイテッド』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を断裂した後、手術を行なったことで今季の登板が不可能になった。現在は投手復帰に向けてリハビリを続けているが、たびたびマウンドに立つ可能性が報じられている。それから何度も投手復帰の可能性が浮上しては、ドジャース側が否定するという状況が繰り返されていた。そして、ワールドシリーズへ向けた会見で登板の可能性に関する質問が飛び出したことで、改めてロバーツ監督が「その可能性は全く無い。質問ありがとう」と答えている。 その発言を受けて、同紙は「スポーツ界最大の舞台で大谷がブルペンから出てくることを夢見る者もいたが、ロバーツ監督はその件についてバケツ一杯の氷水を浴びせた」と報じた。まだ投手復帰させない判断については「全く理にかなっている。トミー・ジョン手術からの回復には1年以上かかるため、大谷はかろうじてその期限をクリアしたばかりだ。それに加えて、ドジャースは彼に10年間で7億ドルを投資しており、1年目に大きなリスクを冒すつもりはない」とし、「大谷には打撃に集中させ、腕を鍛える時間を増やすのはドジャースにとって賢い選択だ」との見解を示した。
ベースボールチャンネル編集部