チームは勝利も“勝ち星”はならず ヤクルトの43歳・石川雅規が神宮最多92勝目を狙い粘投
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5-4広島(8日、神宮球場) ヤクルトは球界最年長43歳の石川雅規投手が神宮通算最多勝利記録となる92勝目を狙い、6回途中まで粘投を見せましたが、勝ち星はつきませんでした。 【画像】球界最年長・石川雅規投手、キャンプで元気なところをアピール 石川投手は広島打線を相手に1回に2失点、2回に1失点と序盤に3点をとられますが、その後は四球を出さない丁寧な粘りのピッチングを披露します。 するとヤクルト打線は2回に一挙3点で勝負を振り出しに戻します。そして3回に石川投手がこの試合初めて無失点でおさえると、その裏の攻撃でした。 主砲・村上宗隆選手が第20号ソロホームランをライトスタンドにたたき込みます。これが4-3とヤクルト勝ち越しの一打になります。 石川投手は5回3分の1、76球を投げて被安打6、無四球、3失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。 7回に広島に1点を奪われ4-4となり石川投手の勝ち星はなくなりましたが、その裏の攻撃でキャプテン山田哲人選手のタイムリーで1点を勝ち越し、最後は田口麗斗投手がしめてゲームセット。ヤクルトが勝利をおさめています。
