大阪・松井知事が定例会見1月30日(全文1)いよいよ万博という実感湧いてきた
大阪府の松井一郎知事は30日、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・松井一郎知事が定例会見(2019年1月30日)」に対応しております。 【動画】大阪府・松井一郎知事が定例会見(2019年1月30日) ◇ ◇
インフルエンザ含む感染症への注意喚起など
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 松井:まずインフルエンザ等の感染症についてです。現在、全国的にインフルエンザが流行しています。大阪府内においても1週間の定点当たりの患者報告数が過去10年で最も高くなっており、警戒レベルを大きく上回っています。インフルエンザを予防するためには手洗いをしっかりする、人混みをなるべく避け、外出するときはマスクを着用するなどの対策を徹底していただくとともに、ワクチンを接種してください。インフルエンザが疑われる場合、マスクをして早めに医療機関を受診してください。特にご高齢の方は重症化する恐れがありますのでご注意ください。 また、はしかや風疹の患者報告数が府内で急増しています。発疹、発熱などの症状があれば、すぐに医療機関を受診してください。なおその際は院内感染防止のため事前に電話をしてください。風疹については来週から府保健所で風しん抗体検査キャンペーンを行います。まだ予約が可能なのでご利用ください。詳しくは大阪府のホームページで情報提供していますので、ご確認をよろしくお願いいたします。 次に青少年の自画撮り被害防止等に向けたメッセージ、およびサイバーセキュリティ月間についてです。青少年の健全な成長を阻害する有害情報がインターネットやSNS上で氾濫しています。青少年がそれらを利用することによりさまざまな犯罪やトラブルに巻き込まれることを防ぐために、2月から全国的な啓発活動である「春のあんしんネット・新学期一斉行動」が始まります。SNSを通じた青少年の自画撮り被害等が増加していることから、大阪府では全国の取り組みに合わせ、被害の防止に向けたメッセージを各学校を通じて児童、生徒に向けて本日発信します。 一度インターネット上に拡散した画像などの情報は完全に削除することはできません。青少年の皆さんにはインターネットやSNSで知り合った人と直接会わない。よく知らない人に自分や友達の連絡先など個人情報や他人に知られたくない秘密を話さない。どのような相手であっても他人に見られて困るような画像は送らない。この3つを守ってもらいたいと思います。万が一困ったときには、メールによる子供専用の相談窓口も設けていますので、ぜひ相談をください。 保護者と大人の皆さんにはまず、SNSに潜む危険性を子供に教えてください。また子供と話しながら、有料サイトに接続をしないなど、スマートフォン利用時にルールを作るとともに、携帯電話会社などのフィルタリングの利用をお願いいたします。もし子供の異変やSOSに気付いたら話を聞いて、警察や相談機関などに連絡をしてください。 次に2月の1日から3月の18日まではサイバーセキュリティ月間です。インターネットやSNSなどのサイバー空間におけるセキュリティの重要性を理解していただくことを目的に、全国でセミナー等が開催されます。大阪府警察では初日にJR大阪駅で実施するキックオフキャンペーンを皮切りに、大阪府内各地域でのイベントを通じてサイバーセキュリティの必要性を府民の皆さんに伝えていきます。スマートフォンのセキュリティなどについて楽しみながら理解していただける機会ですので、ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。 最後に大阪産(もん)のみかんサンミーの発売についてです。大阪府では府内で生産される農林水産物やそれらを使った加工食品を大阪産としてPRしています。このたび府と包括連携協定を締結している株式会社ローソンとタイアップをし、昨日から近畿2府4県の2437店舗において、大阪みかんを材料とした、製造したパン。大阪もん みかんサンミーが2週間の期間限定で発売されています。商品の販売1個につき3円を株式会社ローソンさんから、子ども輝く未来基金に寄付いただけるとともに、各店舗においてPRを掲示していただいます。子供たちが同じスタートラインに立ち、輝く未来に向かって進むことができるようにご支援いただき、大変ありがたく思っています。府民の皆さんには大阪産に愛着を持っていただくとともに、基金へのご支援についてよろしくお願いをいたします。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けいたします。最初に幹事社のNHKさんからお願いいたします