珠城りょう「感無量」大河デビュー NHK「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で女郎屋の教育係役
元宝塚月組トップスターの珠城りょう(36)が、5日に始まった「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で大河デビューを果たした。これに先立ちスポニチの取材に応じ「役者として夢にしていた仕事の一つ。感無量」と喜びを明かした。 【写真あり】珠城りょう 宝塚退団後初の写真集を2冊リリース 演じるのは、主人公の蔦屋重三郎(横浜流星)が出入りする女郎屋の教育係。「宝塚も吉原も女性社会なので近い雰囲気がある。縦の強さや、後輩に経験を伝えていく文化が似ていますね」と自身の経験を重ねながら役に挑んだ。 宝塚時代に女性の着物姿で演技をする機会は多くなかったが「元々着物は大好きだったので所作を含め楽しめました」と笑みを浮かべた。 憧れの大河出演を果たし「これをきっかけに大きく飛躍できたら」と抱負を述べた。タイトルの「べらぼう」には「普通を超える」などの意味が込められている。珠城は「べらぼうな一年にしたい」と“規格外”の活躍を誓った。(吉澤 塁)