「メシ! 風呂!」子どもをそんな大人にしないために。自分の考えをうまく伝える力を育てるためのたった2つのこと
独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます! 【漫画で読む】「人のせい」にしない子どもに育てるための3つのコツ
子が自分の考えをうまく伝える力をつけるため、我が家が取り組んでいること
人とコミュニケーションを取りながら生きていく世の中において、「言葉」で伝えることはとても大事ですよね。そんな子どもの「言葉で伝える力」を育むために、我が家で取り組んでいることをご紹介します。
周りが察してくれることを期待するよりも…
物事を主体的に解決していくことができる
①あえて察しない、親が先回りしない
例えば子どもがのどが渇いた時…
単語ではなく文章で言えたらOK
小学生になった今では、ちゃんと言えるようになりました
②文章で分かりやすく話すトレーニングをする
特に晩ご飯の時には…
親が質問することで…
どうやって言えば、相手に分かりやすく伝わるか
子どもたちが大きくなったとき、堂々と自分の言葉で発信できるように…
自分の気持ちや考えを言語化して発信できるようになるというのは、生きていく上で本当に大事だなと思います。 子どもの頃から親が何でも察してあげていると、大人になって「察してもらって当たり前」になる可能性があるのではないかと思います。そうならないように、子ども達には何か人にやってほしいことや助けてほしいことがある場合には、文章ではっきり伝えるように促しています。 また我が家の子ども達、好きな漫画の話はこちらが何も聞かなくてもペラペラよく喋るのに、自分が経験したことや自分の考えのことになると急にちょっと話すのが苦手になります。 だから日々の会話の中で、子ども自身のことに対する問いかけをするように心がけています。漫画でご紹介した「夕食時に今日あったことを話す」というのもそうですが、一日のどこかで、子どもが一度自分自身と対話するような時間をとるように心がけています。 あと、小学生くらいになってくると、ニュースなどを見たりして何か考えさせられる話題があった時、「お母さんはこの事件についてこう思うけど、あなたはどう思う?」と聞くこともあります。 子どもの頃の家庭内のコミュニケーションは、大人になってもきっと影響してくると思うので、引き続き、できることを実践していきたいと思います。
【プロフィール】えみ(@emi_jiken24)
長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母。 インスタグラムで、その子育て法を漫画で紹介したところ、「ためになる!」「我が家でも取り入れたい!」と話題に。 コーヒーと甘いものが大好きです。