タイム誌が選出した2024年のベスト映画10本
米タイム誌が、2024年のベスト映画10作品を発表した。 第1位は、ニコール・キッドマンが若きインターンと不倫関係になるCEOを演じた「ベイビーガール」。キッドマンは同作でベネチア国際映画祭の最優秀女優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の主演女優賞を受賞している。 第2位は、インド・ムンバイの病院に勤務する看護師を中心に自分の力でたくましく生きる女性たちを描き、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞したパヤル・カパディア監督「All We Imagine as Light」。第3位は、2022年にイランでヒジャブの着用をめぐり警察に拘束された女性が不審死し、抗議運動に発展した事態を背景に描いたサスペンススリラー「聖なるイチジクの種」だった。 米タイム誌が選出した2024年のベスト映画10作品は以下の通り。 1. 「ベイビーガール」(ハリナ・ライン監督) 2. 「All We Imagine as Light」(パヤル・カパディア監督) 3. 「聖なるイチジクの種」(モハマド・ラスロフ監督) 4. 「ANORA アノーラ」(ショーン・ベイカー監督) 5. 「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(ジェームズ・マンゴールド監督) 6. 「Hard Truths」(マイク・リー監督) 7. 「人間の境界」(アグニエシュカ・ホランド監督) 8. 「エミリア・ペレス(原題)」(ジャック・オーディアール監督) 9. 「Flow」(ギンツ・ジルバロディス監督) 10. 「DOGMAN ドッグマン」(リュック・ベッソン監督)