宮下瞳騎手、106勝で自身が持つ女性騎手年間最多勝を更新「全然意識はしていませんでした」他の女性騎手へエールも
公営・名古屋競馬所属の宮下瞳騎手(47)=竹口勝=が21日、名古屋競馬9Rを1番人気のケイカに騎乗し、鮮やかに逃げ切って勝利。2020年に自身がマークした105勝の国内女性騎手の年間最多勝利記録を更新する106勝目を挙げた。今年の1115戦目の騎乗だった。年間100勝超えは自身2回目。 女性騎手の地方競馬通算勝利数(1287勝)をはじめ、10月には女性騎手国内初の年間1000回騎乗の偉業を成し遂げるなど、数々のレコーダーホルダーに、またひとつ新たな勲章が加わった。 「年間100勝(10月30日)の時もそうでしたが、全然意識はしていませんでした。(105勝で)並んだ時も周囲の人に教えてもらったぐらい。でも、すごくうれしいです。うまい若手(女性)騎手が最近、次々に出てきていますよね。記録はそのうち抜かれると思います。一緒に頑張っていけたら」と喜びを口にして、第一人者として他の女性騎手へエールも送った。
中日スポーツ