【鹿児島NHK選抜大会】春準優勝の鹿屋農、左腕・吉元が159球の熱投で完封勝利!
<第66回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:鹿屋農1-0鹿児島>◇26日◇2回戦◇鴨池市民 【一覧】鹿児島NHK旗争奪 26日までの結果 春準優勝で第3シードの鹿屋農と鹿児島の対戦。両者とも毎回のように好機を作るも、あと1本が出ない我慢の展開が終盤まで続いた。 鹿屋農は5回までに8安打を浴びせるも無得点。3、4回はそれぞれ3安打を浴びせながらも本塁に届かなかった。 鹿児島も、注目の鹿屋農の好左腕・吉元 皇翔(3年)の前にヒットこそ少なかったが、2、6回に満塁とするなど得点機は作っていた。 ようやく均衡が破れたのは8回だった。6回から登板した鹿児島の2番手・東燿 博主将(3年)の前に6、7回と三者凡退で抑えられ、劣勢になりかけた鹿屋農だったが、先頭の3番・出水 康晴(3年)が右前打で出塁し、犠打で二塁まで進めて、5番・田中 宗典主将(3年)の右前適時打で先制した。 鹿児島は9回、2死から連打で一打同点、逆転の好機を作るも、吉元が最後の打者を右飛で打ち取って試合終了。吉元は159球、6安打の好投で完封勝利を挙げた。