大粒、青々 富山県氷見市で稲積梅収穫
富山県の氷見市特産の稲積梅の収穫が13日、「梅ロード」と呼ばれる同市稲積の国道160号沿いで始まった。青空の下、稲積梅の里振興会の約10人が、直径5センチほどに育った実を手際よく摘み取った。作業は10日間ほど続く。 藤井清治会長(79)は「種が小さく、実がふっくらと丸みを帯びているのが特徴。例年と比べて数は少ないが、大ぶりの実が多い」と話した。 梅ロードの両脇には、約1キロに400本ほどの梅の木が並び、同振興会はそのうち175本を世話している。残りの梅を管理する特産氷見稲積梅生産組合も、近く収穫を始める。