ボラス代理人、ブレグマン交渉決裂で古巣アストロズを批判「リーダーを手放せば究極の目標からは遠ざかる」
アストロズからFAになっているアレックス・ブレグマン三塁手(30)だが、古巣との契約交渉が行き詰まっていると26日(日本時間27日)までに現地メディアが報じた。 ブレグマンはアストロズで9シーズンプレー。2度のオールスター選出を果たし、ワールドシリーズで2度の優勝に貢献した。現地報道によると、アストロズはオフになってから、6年総額1億5600万ドル(約246億円)の残留オファーを出したが、ブレグマンは2億ドルに近い契約を求めていると言われている。 アストロズはアイザック・パレデス三塁手をトレードでカブスから獲得。FAのクリスチャン・ウォーカー一塁手と3年総額6000万ドルの契約を結んだ。 アストロズのダナ・ブラウンGMは「詳細については控えますが、交渉が行き詰まったように感じます」と発言している。これに対し、スコット・ボラス代理人は、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の記者に「時間が経ってから、球団はリーダーシップがあり才能のある選手を手放すことで、究極の目標から遠ざかっていくことを学ぶことになる」とアストロズの姿勢を厳しく批判した。ブレグマンの行先としては現在、レッドソックス、ヤンキースの名前が挙がっている。