【本日放送】「ジュラシック・ワールド 炎の王国」あらすじ・キャスト・声優・見どころまとめ
映画史を書きかえた恐竜パニックアクションの金字塔「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が、5月24日の午後9時~11時14分(放送枠20分拡大)、日本テレビ系の金曜ロードショーで放送。この記事では映画.com編集部が、あらすじ、キャラクター、キャスト、日本語吹き替え版声優、スタッフ、見どころ、裏話などをご紹介します。 【動画】「ジュラシック・ワールド 炎の王国」最終予告編 ●目次 【シリーズ概要】 【あらすじ】 【キャラクター/キャスト/日本語吹き替え版声優一覧】 【スタッフ一覧】 【見どころ】 【裏話① クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード パワーアップしたバディ感】 【裏話② 製作総指揮コリン・トレボロウが明かす、新3部作における本作の位置づけ】 【今後の放送ラインナップ】 【シリーズ概要】 本シリーズは、マイケル・クライトンの人気小説を、スティーブン・スピルバーグ監督らが最新の映像技術を駆使して映画化したもの。「スター・ウォーズ」シリーズとは違い、公開順が時系列になっており、「ジュラシック・パーク」シリーズ(1993、97、2001)が3作、その後の「ジュラシック・ワールド」シリーズが3作(15、18、22)と、計6作が製作されています。 シリーズ第5弾「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、スピルバーグと、前作の監督コリン・トレボロウが製作総指揮を担当。新たにJ・A・バヨナ(「マローボーン家の掟」)がメガホンをとりました。 【あらすじ】 ハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げた前作から3年後、崩壊した「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れる。恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか――人間たちは決断を迫られていた。かつて「ジュラシック・ワールド」で働いていたオーウェンとクレアは、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する。 【キャラクター/キャスト/日本語吹き替え版声優一覧】 ●オーウェン・グレイディ(クリス・プラット/玉木宏) 「ジュラシック・ワールド」(以下JW)の元恐竜監視員 ●クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード/木村佳乃) JWの元運営責任者で、恐竜の保護を目的とした団体「DPG」のメンバー ●イーライ・ミルズ(レイフ・スポール/内田夕夜) ロックウッド財団の運営担当者 ●フランクリン・ウェブ(ジャスティス・スミス/満島真之介) 「DPG」のメカニック ●ジア・ロドリゲス(ダニエラ・ピネダ/石川由依) 「DPG」の医師 ●ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル/中田譲治) ロックウッド財団の設立者 ●グンナー・エヴァーソル(トビー・ジョーンズ/高木渉) 兵器の密売人 ●ケン・ウィートリー(テッド・レビン/黒田崇矢) ミルズが雇った傭兵 ●ドクター・ヘンリー・ウー(B・D・ウォン/近藤浩徳) 遺伝子学者 ●メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン/住田萌乃) ベンジャミンの孫 ●アイリス・キャロル(ジェラルディン・チャップリン/池田昌子) メイジーの世話係 ●イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム/大塚芳忠) 「ジュラシック・パーク」シリーズに登場し、本作でカムバックした数学者 【スタッフ一覧】 ●監督/J・A・バヨナ(「マローボーン家の掟」) ●製作/フランク・マーシャル(「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」)、パトリック・クローリー(「ボーン・レガシー」)、ベレン・アティエンサ(「マローボーン家の掟」) ●脚本/デレク・コノリー(「名探偵ピカチュウ」)、コリン・トレボロウ(「ザ・ブック・オブ・ヘンリー」) ●撮影/オスカル・ファウラ(「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」) ●美術/アンディ・ニコルソン(「キャプテン・マーベル」) ●編集/ベルナ・ビラプラーナ(「クリムゾン・ピーク」) ●衣装/サミー・シェルドン・ディファー(「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」) ●音楽/マイケル・ジアッキノ(「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」) 【見どころ】 まさに「炎の王国」の副題の通り、「恐竜」だけではなく、「火山の噴火」という新たな脅威が、人間たちに襲いかかります。溶岩が全てを飲みこみ、岩石が降る絶体絶命の状況が物語を最高にヒリヒリさせ、どこを切り取ってもすさまじい“画力”を生み出しているんです! 炎をあげる火山を背に咆哮するT-REX、滅びゆく島に取り残され煙に包まれるブラキオサウルスなど、かっこいいだけではなく、切なさがこみ上げるカットも。 前作ではベロキラプトルたちとバイクで並走していたオーウェンが、火山噴火が巻き起こるなか恐竜たちとダッシュで避難するなど、その強さは人間離れした(!?)レベルに達しています。同じくクレアの絶叫もパワーアップしているので、要注目。前作で大活躍した球体の乗り物“ジャイロスフィア”も、最高に盛り上がるポイントで登場するので、是非チェックしてみてください。 【裏話① クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード パワーアップしたバディ感】 本作の公開時に来日した、主演のクリス・プラットとブライス・ダラス・ハワード。インタビューでは、オーウェン&クレアの「パワーアップしたバディ感」を、見どころとして語っていました。 プラット「前作はオーウェンがまさにヒーローという形で、アクションもオーウェンが中心。クレアはやっと最後に強いヒロインに生まれ変わる過程を見せたという印象だったけど、今回は冒頭からいきなり強い女に生まれ変わってるわけ。彼女もオーウェンと同じくらいかっこいいアクションを見せるんだ」 ハワード「その通りよ。前作のふたりの力学はわりと古典的な、映画でよく描かれているような、まったく馬が合わないふたりが一緒にいなきゃいけない状況があって、そこに恋愛的なテンションが絡んでくるものだった。でも今回は、ハイヒールをハードなブーツに履き替えているし、アクションの『バディもの』みたいなところがあるの」 【裏話② 製作総指揮コリン・トレボロウが明かす、新3部作における本作の位置づけ】 同じく公開時に来日した、前作の監督でもあり、本作では製作総指揮を担うコリン・トレボロウ。インタビューで、新3部作における本作の位置づけを、以下の通り語っていました。 「前作では、まさに1日の経過を追うような、朝から始まり夜中までの出来事が描かれる内容になっていたと思うけど、今作は何日かの間の出来事で、さらにオープニングではいわゆる『ジュラシック・パーク』っぽい3年前のシーンもある。というのも、今作はこれまでのシリーズ作と比較しても、新境地に向かっていく物語だから、みんなが慣れ親しんだ『ジュラシック・パーク』の世界観を見せて、はい、見たよね? じゃあ次の境地に進むよ、という演出を冒頭に加えたかったんだ。そこからいろいろな出来事が起きて、最終的にはまた夜に全てが混乱に陥って、何が起こるか分からない事態となり……一周回ったという感じだね」 さらにトレボロウは、「今回はひとつのテーマとして、恐竜と人間の関係や、恐竜に対する人間の感情移入といった部分を非常に深く追及したかった。人間同士の思いやりや共感、あるいは人間としての恐竜に対する責任感もしっかりと描きたかったから、その結果、とてもドラマティックな作品に仕上がったと思うよ」と、“進化したテーマ”についても解説を加えています。 【今後の放送ラインナップ】 ・5月31日 「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」(放送枠35分拡大&地上波初放送) ・6月7日 「ミッション:インポッシブル」(放送枠15分拡大) ・6月14日 「M:I-2」(放送枠35分拡大&本編ノーカット) ・6月21日 「M:i:III」(放送枠35分拡大&本編ノーカット)