テレビ山梨

公共工事をめぐる贈収賄事件で町に損害を与えたとして山梨県富士川町が前の町長らに損害賠償を求めた裁判で、請求している賠償金額がおよそ230万円であることがわかりました。 【写真を見る】「町民の正当な財産を守りたい」損害賠償請求額は約230万円　贈収賄事件で有罪判決の前町長らに　山梨・富士川町　 富士川町の贈収賄事件では学校給食センターなど町発注の公共工事で便宜を図る見返りに現金を受け取ったとして志村学前町長ら2人が有罪判決を受けました。 富士川町は不正な入札で町に損害を与えたとして前の町長ら2人に損害賠償を求め、10月に甲府地裁に訴状を提出しました。 その訴状の内容が明らかになり、町は2人に対し公正な落札価格との差額などおよそ230万円の損害賠償を求めていることがわかりました。 富士川町の望月利樹町長は「事件によって町が被った損害を立証し、町民の正当な財産を守りたい」とコメントしています。