「どれも美しい」享年59歳で逝去“救世主”スキラッチ氏のJリーグ時代の不朽不滅のゴール集に反響!「ほんと凄い選手だったなぁ」「マジで上手かった」と追憶の声
9月18日に結腸ガンのために逝去した元イタリア代表FWのサルヴァトーレ・スキラッチ氏のJリーグ時代のゴール映像が反響を呼んだ。 ■【動画】「どれも美しい」「ほんと凄い選手だったなぁ」などの声! 享年59歳で逝去“救世主”スキラッチ氏のJリーグ時代の不朽不滅のゴール集■ 1964年12月1日生まれのスキラッチ氏は、故郷パレルモのメッシーナでプロキャリアをスタートさせた後、ユベントスに移籍。代表デビュー直後に母国で開催された1990年のイタリアW杯では大会得点王に輝き、「トト(救世主)」の愛称とともに世界にその名を轟かせた。 日本にやってきたのは1994年4月だった。当時29歳。W杯後は怪我に泣かされてセリエAでは期待に応え切れていなかったが、J1ジュビロ磐田のユニフォームに袖を通すと、持ち前の高い得点能力を遺憾無く発揮。1995年にリーグ戦31得点を挙げるなど、1997年まで日本での公式戦93試合で65得点をマークした。 その当時の活躍ぶりが分かるゴール映像をJリーグ公式エックス(旧ツイッター)が公開した。そこには胸トラップからの左足シュートや右足ロングシュートに鋭い嗅覚を発揮したゴール、そして名波浩氏が過去にテレビ番組で自身の現役生活の中での「究極のラストパス」に選び、「超一流のシュート」と評したワンタッチゴールなどが収められていた。 そして、この不朽不滅のゴール集に対して、ファンからは次のようなコメントが寄せられた。 「スキラッチ、ほんと凄い選手だったなぁ。」 「マジで上手かったよなあ」 「右手を上げるパフォーマンスかっこ良かったなー。」 「どれも美しい。後方からのループパスを前を向いたままの左足ワンタッチで右サイドネットへ流し込んだゴール(17秒~)がマイベストかな。」 「懐かしい…あらためて御冥福をお祈り致します」
■享年59歳、あまりに早い別れを偲ぶ
享年59歳だったスキラッチ氏。1997年に現役を引退した後、母国でアマチュアクラブのオーナーを務める傍らテレビ番組などにも出演していたとのこと。2016年にチャリティーマッチ出場のために再来日したこともあった。 訃報が日本に伝えられた直後から、磐田の元チームメイトを中心にその死を悼む声に溢れた。そして葬儀が9月20日、故郷シチリア島のパレルモ大聖堂で執り行われた中、翌21日には古巣・磐田対アビスパ福岡の一戦で会場となったヤマハスタジアムに追悼献花台が設置され、キックオフ前には選手たちも含めて黙祷を実施。その、あまりに早い別れを偲んだ。
サッカー批評編集部
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