日本航空が仙台大明成に競り勝ち初戦突破…アクシデント発生も“最恐留学生”が奮闘し2回戦進出
12月23日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開幕。武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた男子1回戦で、日本航空高校(山梨県)と仙台大学附属明成高校(宮城県)が対戦し、日本航空が2回戦進出を決めた。 昨年のインターハイ王者でもある日本航空は、2年時から“最恐留学生”とも称されてきた身長200センチのオルワペルミ・ジェラマイアが、前半だけで14得点8リバウンド5ブロックと攻守に存在感を発揮。それでも、2大会ぶりの白星を目指す仙台大明成も、瀧豊多が第2クォーターだけで5本の3ポイントを決め15得点と大爆発。仙台大明成1点リードで折り返した。 ハーフタイム明けの第3クォーターは一転、ジェラマイアを擁する日本航空が主導権を握り再逆転。日本航空は7点リードして迎えた第4クォーター残り4分に、司令塔の大道一歩が足を痛め負傷交代するアクシデントがあり、仙台大明成から一時同点とされる猛反撃を受けたが、土壇場で再びジェラマイアが攻守に奮闘。最後は大道もコートに戻り、仙台大明成の猛追を振り切った。 日本航空はジェラマイアが40分間フル出場で28得点15リバウンド5ブロック、大道が16得点10リバウンド7アシストと、インハイ優勝を知るメンバーが躍動。 対する仙台大明成は、瀧がチーム最多20得点、小田嶌秋斗が19得点5アシスト、今野瑛心が8得点13リバウンドと奮闘したが、福岡第一高校に敗れた前回大会に続く2大会連続の初戦敗退。最後は試合を通じてジェラマイアとマッチアップしていた身長200センチの近怜大成が同点のレイアップを狙ったが、惜しくもブザービーターとはならずタイムアップ。あと一歩及ばなかった。 ■試合結果 <武蔵野の森総合スポーツプラザ 京王百貨店コート> 日本航空 65-63 仙台大明成 日本航空|18|14|21|12|=65 仙台明成|10|23|14|16|=63
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