ナポリ、DFダニーロ獲得を優先もPSGのDFシュクリニアルの期限付きでの獲得を検討か
ナポリが、ユヴェントスで構想外のDFダニーロのフリーでの獲得のほか、PSG(パリ・サンジェルマン)に所属するDFミラン・シュクリニアルのローンでの獲得に関心を寄せていると、イタリアメディア『スカイスポーツ』が9日、伝えた。 今冬、ナポリとPSGの間では、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアの移籍交渉が話題となっているが、イタリアメディアは、同時に2クラブの間で、新たにアントニオ・コンテのインテル時代の教え子であるDFシュクリニアルのナポリ行きも検討されていることを報じた。 PSG側は、クヴァラツヘリアの獲得へ向けて、移籍金+トレード要員の提示を検討しているとみられるが、ナポリ側は、この取引にトレード要員を含めることに難色を示している。このため、シュクリニアルを巡っては、別途、期限付き移籍として、対話が進められていく可能性が伝えられている。 一方、ナポリは依然として、チアゴ・モッタ指揮下のユヴェントスで構想外となったダニーロの獲得を守備補強の優先事項としている。年明けにサウジアラビアで行われたスーペルコッパ・イタリアーナの招集メンバーからも外れていたブラジル人DFは9日、代理人を通じて所属先ユヴェントスとの契約解除に向けた交渉を開始。今シーズン終了後の契約切れを待たずにフリーとなり、今冬、新天地での契約サインを目指している。ナポリはダニーロに対し、1年半の契約を準備しているとみられており、イタリアメディアは「ダニーロはますますナポリに近づいている」と報道。「ブラジル人DFの移籍交渉が決定的な段階に入った」と伝えた。今後の動向は注目されるところだ。