巨人・高橋礼、大暴投には「それも自分の持ち味だと思って」と自虐に語る 3年ぶり白星には感謝
◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-0DeNA(7日、東京ドーム) 巨人の高橋礼投手が3年ぶりの白星、そして移籍後初勝利を飾りました。 【画像】4回のピンチを抑え笑顔の巨人・高橋礼投手 高橋投手は初のお立ち台へ。「えー、福岡ソフトバンクホークスから参りました高橋礼です」と話すと、スタンドから大きな歓声が降り注ぎました。 6回88球を投げ3安打無失点の好投を見せた球界でも数少ないサブマリンは、2021年の4月以来、3年ぶりの白星。 「本当に3年間いろいろありましたし、結果が出ないなかで、それでも応援してくださるファンがいたからこそ、ここまで諦めずに頑張れたなというふうに本当に思います。勝利という恩返しができたのは本当に良かったと思います」 ここ3年勝利から遠ざかった右腕は、新天地の巨人ファンだけでなく、古巣ソフトバンクファンへの思いも込めました。 6回ノーアウト1塁の場面ではマウンドの足がひっかかり本塁ベースのはるか左を転がる大暴投。球場も騒然となるプレーにピンチは広がりましたが、得点は許しませんでした。
「今日もちょっと足がひっかかって変なところにボールがいったりしたんですけど、それも自分の持ち味だと思って」自虐も込めてファンをわかせます。そして「次回も必ずゼロで帰ってこれるように頑張ります」と頼もしく語りました。 開幕から2試合、12イニング連続でゼロを並べる右腕。「きょう1勝目できたので、引き続き、次もいいピッチングできるように頑張ります!」と次戦を見据えます。