「前半からしたらありえないです」ソフトバンク大津亮介が悔やむ失速 誓う2桁勝利 オフは筋量の「波」減らしに挑戦
ソフトバンクの大津亮介投手(25)が7日、来季の目標に2桁勝利を掲げた。プロ2年目で先発1年目の今季は夏場の失速もあって7勝7敗に終わっていた。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 勝ち星はリーグ16位タイ、チームでは5位タイで立派な数字にも思えるが、大津は「いやー…前半の6勝からありえないです」ときっぱり言い切った。プロ2年目、先発挑戦1年目という事実も関係ない。「1年目だったからとか言い訳したくないので、来年はしっかりほんと2桁(勝利)を目指しているので。やれることはやりたいです」 言葉どおり6月までに6勝を挙げ、2桁勝利を狙えるペースだった。しかしそこから8戦白星なし。夏場には2軍再調整も経験した。 体力面が課題なのは明白だった。シーズン中に骨格筋などの筋量が落ち込んだことが体力不足の要因の一つでもあった。「骨格筋が落ちて、体の切れもなくなって、肘の位置とか全体的に高さがなくなっていた」。それだけに今オフは筋肉量の「波」を減らすことに着手する。 昨オフにも参加し、今オフも参加予定のオリックス山岡泰輔との自主トレで学んだスクワットの負荷をさらに強くし、シーズン中も同程度の負荷を継続することで、1年を通して同じ体を維持させる考えだ。「波を減らす。ずっと同じ角度で投げられるようにっていう意味でやります」 7日は福岡市内でのトークショーに出席し、ファンの前で2桁勝利を誓った。「絶対条件で開幕ローテーションに入りたい」。先発2年目に向け、競争を勝ち抜くことが前提条件だが、その先にある「10勝」も目線の先には当然ある。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社