雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
クルマは年々進化しているが、稀に「これ退化じゃないの?」というようなことも起きる。そこでオッサンが頭にくる、「最新モデルだからこそ起きる不都合あるある」をまとめてみた! 【画像ギャラリー】オッサン怒りまくりのハイテクがこれだ!(7枚) 文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=Hixel@Adobestock)、ベストカーWeb編集部、VW
■タッチ操作に目を奪われる
最近のクルマは、コストの問題なのか流行なのか分からんが、操作をタッチパネルに集約しがち。確かにこのタッチパネル、スマホのように操作できてカッコいいのだが、物理スイッチのようなブラインド操作が出来なくて困る。 たとえばエアコンの温度を下げたいとき。温度調整がダイヤル式の物理スイッチなら、ほんの一瞬、スイッチに目をやりさえすれば、あとはブラインド操作で温度を変えられる。 ところがタッチパネル式だと「+-(プラスマイナス)」のソフトボタンを複数回タップして(または押し続けて)温度を変えるものが多い。しかも画面の一か所に正確に触れなければならないから、どうしてもモニターを注視してしまいがちなのだ。 時間にすればわずかだが、運転中はなにが起こるか分からん。クルマの重要な操作系は物理スイッチのほうが安心度が高いと思うのだが……。
■窓開けると雨がどばー!
近ごろのクルマは空力がスゴイ。とにかく空気をスムーズに流して抵抗を減らし、燃費(EVなら電費)を高めることが重要なテーマだからだ。 その結果、クルマのボディは突起物をなくしたヌメヌメボディになっているのだが、困るのが雨の日だ。何気なくパワーウインドウを下げた瞬間、ルーフの雨がどばーっと車内に流れ込んだりするのだ。 昔のクルマは、このどばーっを避けるため、ルーフの端っこにレインモールという「雨どい」を設けていた。最新型車は空気抵抗削減のために(というか風切り音のもとになるから)こいつを取っ払っちまったのだ。 車内でタバコを吸う人は、こういう時のためにドアバイザーを付けることが多いが、最近はもっと目立たない後付けのレインモールが売られている。雨で濡れたくない人はこいつを取り付けてもいいだろう。