秋田市の高校生たちが本格フレンチに挑戦 ホテルで腕を振るうシェフが特別授業
秋田朝日放送
飲食業に対する理解を深めてもらうためホテルで腕を振るうプロの料理人が秋田市の高校生にフランス料理の作り方を教えました。 秋田市の国学館高校を訪れたのはホテルメトロポリタン秋田の渡邊智英シェフです。渡邊シェフは2022から毎年、国学館高校を訪れ生徒に料理を教えています。 15日は調理科の3年生約30人が本格的なフランス料理に挑戦しました。授業で調理実習に励んでいる生徒たちですが、丸鶏をさばくのは初めて。仲間と確認しながらゆっくり、着実に包丁を動かします。割った卵を熱湯に入れて作る難易度の高い「ポーチドエッグ」にも挑戦。声をかけあい鍋の中の卵と向きあいますが思わず手が震えます…。 先生のアドバイスを聞いて、時折やり直しをしながら約4時間…生徒たちが一から作り上げた本格フレンチが完成しました。 国学館高校の調理科では卒業後、調理師や管理栄養士などをめざして進学したり県内外のレストランに就職したりする生徒が多くいます。県生活衛生営業指導センターでは11月も高校を対象にこうした取り組みを行うほか、北秋田市の中学校で理容業の体験講座を開く予定です。
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