崖っぷちからの巨人の底力を知る人物、元近鉄・加藤哲郎さんがSNSで意味深投稿 1989年日本Sで「巨人はロッテより弱い」発言報道
◇18日 「2024 JERA クライマックスシリーズ（CS） セ」ファイナルステージ第3戦 巨人1―2DeNA（東京ドーム） CSファイナルステージで巨人がDeNAに3連敗を喫したことに、追い込まれてから巨人の底力を知る人物がSNSで反応した。 リーグ優勝の巨人は1勝のアドバンテージがあるが、あと1敗で敗退という崖っぷちに追い込まれた。3試合で計2得点、30三振と打線がふるわず、苦しい戦いが続いている。リーグ優勝した07年と14年もCSで敗退しており、いずれもストレート負けだった。 この状況に、近鉄などで投手としてプレーした加藤哲郎さん（60）がX（旧ツイッター）で反応。「巨人が負けると世間が賑わう」「日本もアメリカも野球は面白い」と意味深な投稿をした。 加藤さんは近鉄時代の89年、日本シリーズで巨人と対戦。第3戦で勝利投手となり、近鉄が3連勝で王手をかけた。だが、加藤さんの試合後のインタビューの発言が当時のメディアにより「巨人は（同年パ・リーグで最下位の）ロッテより弱い」という内容で報じられ、奮起した巨人が3連敗からの4連勝で逆転日本一を決めた。近鉄は04年限りで球団が消滅するまで、日本一を手にすることはできなかった。
中日スポーツ
