【新日本】石森のスタミナに大苦戦するもオーカーンがKOPW初奪取!
オーカーン「猪木でも、馬場でも、ましてや棚橋でも、オカダでも、オスプレイでもない。『プロレスラー=グレート・オーカーン』にしてやるよ!」
新日本プロレスは1月20日(土)、愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)にて『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』を開催した。 【動画】オカダとオスプレイがお互いの気持ちを確かめ合うような撃ち合い 『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』 日時:2024年1月20日(土) 16:00開場 17:00開始 会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) 観衆:2,710人 第6試合では「KOPW2024」争奪戦が行われ、保持者・石森太二にグレート-O-カーンが挑戦した。 試合は石森が提案した“10ミニッツ イシモリング フィットマッチ”として「3分ごとに試合時間がストップし、30秒間でできるサーキットトレーニングが行なわれる」というルールとして行われた。 石森のタフネスぶりにオーカーンがスタミナを消耗し追い込まれ大苦戦。 しかし最後はオーカーンが底力を発揮し、石森にエリミネーターを炸裂させ、ついに勝利を手にした。 <試合結果> ▼第6試合 10分勝負 「KOPW2024」争奪戦 10ミニッツ イシモリング フィットマッチ <KOPW2024保持者> 石森太二 × vs <チャレンジャー> グレート-O-カーン 〇 10分00秒 ベルト獲得 ※オーカーンがKOPW 2024保持者となる ■試合後バックステージコメント オーカーン「(※スタッフに)オイ、イス持ってこい。イス! (※渡されたイスに座る)玉座に座ったな。ハハハ。元IWGPジュニアチャンピオンだろうが、たとえ不利なルールだろうが、チビの反逆なんかデケェ奴からしたら屁の突っ張りにもならんのじゃ。まぁ敢えて言うならば、このコスチュームが豪華絢爛で重くて動きづらかった。モンゴルの伝統的なコスチュームかもしれんけども、変えなければいけない時が来たかもしれんな。 去年の目標はUNITED EMPIREをトップユニットにすることじゃった。今年は余が新日本プロレスの頂点に、(※KOPWベルトを叩いて)ベルトや、優勝、そういうのをして、真の支配者となって新日本プロレスのトップに君臨することじゃ。そのためにこのKOPWを使ってやりてえことがある。『地方再生』。このベルトで、もっともっと、地方でのタイトルマッチで、多くのレスラーを処刑したい。投票もSNSだけじゃなくて、地方にわざわざ足を運んだ帝国民、愚民どもに投票させてやる。そうすればどうだ、『自分たちで試合を作った』っていう一体感が生まれるだろう。顧客満足度につながるじゃろう。 全ツアー、全日(争奪戦を)やったっていい。全部の地方でやったっていい。配信なんか、むしろなくたっていい。そうすれば、特別なルール、特別な試合を見たくて、わざわざ遠くから地方に集まる。そして余は、より多くの処刑を愚民に見せつけることができて、帝国民に変えることができる。地方のヤツら、たくさんの帝国民が集まり、ウハウハだ。いいだろう。 そっからよお、それだけじゃなくて、地方でやるっていうんだからよお、例えば高崎だったら高崎ダルマを武器に使っていいとか、飲酒マッチだってよお、愛媛ならオレンジジュース1リットル飲むとかな、地方性が出ていいだろう。なあ、(※頭を指差して)ここが違うだろう? あとよお、処刑する相手も大事だよな。例えば東北でやるなら『みちのくプロレス』、九州でやるなら『九州プロレス』。そしてその地の出身のレスラー、岐阜なら棚橋弘至。ここ愛知ならオカダ・カズチカ。 あれ? でも、あの2人はもうわざわざ地方のために、闘いに来られないんだっけ? 来たくもないのかなあ? まあ、捨てるようなヤツらはどうでもいいよ。アイツらには、捨ててでもやりたいことがあるんだろう。余もそうだ。やりてえことがある。『プロレスラー=グレート・オーカーン』にすることじゃ。猪木でも、馬場でも、ましてや棚橋でも、オカダでも、オスプレイでもない。『プロレスラー=グレート・オーカーン』に、してやるよ!」 石森「(※床に座り込んでえずく)あー、テメェで考えたルールで負けるなんてよお、(※持っていた水のボトルを床に叩きつける)情けねえや、これ。グレオカはただのデブではなかったな、チキショー。でも! 今日の出来事も全て巡り合わせ。いつだって、俺に必要なものを与えてくれてる。これは全て、神の恵み、グレイス。 2024年、まだ始まったばかりだ。このまま大人しくしてるつもりはねえ。この先、新日本プロレス、何が起きるか……というわけで、今日は、ここまでだ(※大きくえずいた後、這って控室へ)」 <写真提供:新日本プロレス>
プロレスTODAY