夢と記憶を失った男女を堀田真由と萩原利久が演じるラブストーリーに共感の声 今から追いつける、1~3話を総復習<たとえあなたを忘れても>
夢を失い生活苦に陥った女性・河野美璃(堀田真由)と、記憶を失う障害がありながらも懸命に生きる男性・青木空(萩原利久)が運命的に巡り合うヒューマンラブストーリー「たとえあなたを忘れても」。11月12日(日)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「たとえあなたを忘れても」を振り返ってみよう。 【写真】記憶障害を抱えて生きる空(萩原利久) ■第1話あらすじ ピアニストになる夢に挫折した美璃は、現実から逃れるように実家のある東京を出て、従兄弟の心療内科医・遠山保(風間俊介)が働く神戸で一人暮らしをしている。音大時代の奨学金返済があるため、自由気ままとはいかないものの、音楽教室のピアノ講師として、今も離れがたい音楽を身近に感じながら、ささやかな生活を送る美璃。 そんな彼女はある日、音楽教室からのいつもの帰り道で、見慣れないキッチンカーを目にする。メニューをのぞき、大好きな「メロンジュース」に心惹かれる美璃。しかし、1杯700円は今の美璃には贅沢すぎる。ぐっと堪えて別の安いジュースを注文する美璃の様子に、キッチンカーの店主・空の温かな眼差しが注がれる。 数日後、音大時代の同期・衛藤まりあ(森香澄)の紹介で、音楽出版社の面接を受けることになった美璃は、景気づけに、初めて空のメロンジュースを購入する。その小さな変化に気づいた空は、ほほ笑みとともに美璃に声をかける。それから毎日、美璃は空のキッチンカーに通い始める。 初回はピアニストの夢を失ったが、音楽を諦められず日々苦悩する美璃の姿が描かれ、SNSでは「分かる…」「現実も見ないといけない」「しんど…」と、共感するメッセージが多く寄せられていた。 ■第2話あらすじ 一杯のメロンジュースをきっかけに、同じ時を過ごすようになった美璃と空だったが、一緒に出かける約束をしたその日、空は待ち合わせ場所に現れなかった。1カ月後、偶然にも空のキッチンカーを見つけた美璃。思わず空のもとに駆け寄るが、空は美璃との約束も、美璃のことすらも、覚えていないようだった。 そんな美璃に、一人の女性・藤川沙菜(岡田結実)が「空はあなたのこと、忘れています。だから、あなたも空のこと、忘れた方がいいと思います」と声をかける。混乱する美璃。突然忘れてしまうとはどういうことなのか。心療内科医でいとこの保に聞いてみても、答えは一向に見つからない。 そんな中、美璃が音楽教室をやめたことを知った保は、病院にピアノがあることを告げる。しばらく弾いていなかったピアノに触れる美璃。その音色に誘われ、宮下茜(畑芽育)がやって来る。彼女は、自分が保の患者で、17歳までの記憶がないことを、事もなげに美璃に打ち明ける。 その後、何度も空のキッチンカーに足を運んでしまう美璃は、意を決し、沙菜に空のことを教えてほしいとお願いする。美璃の真剣なまな差しに、重い口を開く沙菜。そして、空の悲しい過去が語られる。 2話では美璃が、記憶をなくした空と再会したことで成長する姿が描かれ、SNSでは無断欠勤をしたアルバイト先に行く美璃の姿に「えらいよ」「私ならもう行けない」という声が上がっていた。さらに、背中を押すようにいつもメロンジュースを差し出す空の姿には「王子様すぎる」「メロンジュースは癒やしシーン」と視聴者からのコメントが寄せられていた。 ■第3話あらすじ 空が記憶障害を抱えており、今までに4回記憶を失っていることを知った美璃だったが、出会った頃のように無邪気な空に引かれ、二人はまた“友達”として、同じ時間を過ごし始める。 ある日、美璃は空のキッチンカーで、一人の常連客と出会う。その女性は、コーヒーをしみじみ味わいながら、遠くのキッチンカーで働く空に、温かなまなざしを向けている。一方、空に友達ができたことを素直に喜ぶ沙菜だが、その“友達”が美璃であることに気付き、複雑な思いに駆られていた。 空とのことを除けば、美璃の日常は相変わらずで、携帯ショップの仕事はストレスが多く、ピアノ教室を辞めたことは母のゆかり(加藤貴子)に言えないまま。保にも心配をかけ続けている。それでも昨日と同じ、空に会えることを楽しみに、美璃の足はキッチンカーへと向かう。 そんな中、美璃はついに沙菜と再会。「忘れた方がいい」と言われたにも関わらず、毎日キッチンカーに通っている後ろめたさから、思わずかかとを返そうとする美璃。だが、空に呼び止められる。 第3話では、空の幼なじみ・沙菜が、美璃へ空の記憶障害について、口を出さないでほしいと忠告する姿が描かれ、沙菜の姿にSNSでは「嫌われ役になるのしんどい」「誰よりも知ってるよね」「つらすぎる」という声が多く寄せられていた。