【投票ランキング】オススメカレー《東京のベスト4店》を大発表!5600円の高級カレー実食ルポ付き
新紙幣の顔、渋沢栄一氏にちなんだ「渋沢カリー」を食べるべく帝国ホテルへ
7月3日より発行された新紙幣。その顔のひとりが渋沢栄一氏だ。今注目を集める渋沢氏にちなんだカレーが「帝国ホテル」1階の『パークサイドダイナー』にあると知り、食べに行った。 テーブルにやってきたそれは目にも鮮やかなグリーン。渋沢氏の出身地、埼玉県深谷市の名産・ねぎを丸ごと一本使用しているそう。 『帝国ホテルオールデイダイニングパークサイドダイナー』渋沢カリー~初代会長渋沢栄一にオマージュを込めて~3500円 ご飯とルウが別皿なので、ご飯をひと口。ピラフのような印象を受ける。そこにルウをかけて食べると、ココナッツの香りがふわり。見た目通りのグリーンカレーだ。 パクチーも添えられているし、皿には炙ったライムが半個。意外にもエスニックだ。しかもこれをかけると、酸味で口中がスッとして、スプーンが進む進む。グリーンカレーがダメな人でもイケる? さすが帝国さん、おいしかった。 『帝国ホテルオールデイダイニングパークサイドダイナー』 [住所]東京都千代田区内幸町1-1-1本館1階
ひと皿5600円!「ザ・ペニンシュラ東京」のビーフカレーの実力は!?
白い器にはご飯と野菜。そこにカレーポットからビーフカレーをかけていただくわけですが……。緊張で手が震えてしまう。それまでは街のカレー店のリサーチばかり。そこではポタポタ落ちたカレーが器の縁を汚しているなんて普通。だが、ここは『ザ・ペニンシュラ東京』。汚れなく白く輝く器にカレーの一滴もこぼせない。 『ザ・ペニンシュラ東京ザ・ロビー』ビーフカレー なんとかカレーをかけ終え、いざ口に運べば、ビーフカレーに使われているのは、食感、味の濃さ、脂の甘さからどうやら国産和牛、それもA4、A5ランクっぽい。その旨み溢れる和牛に負けないように、カレーは香り高く濃厚だ。 濃い×濃いで、なんたる贅沢な味わい。添えられたボイル野菜は箸休めにぴったりで、これも計算され尽くしたおいしさなんだろうな。 ところで、コカ・コーラがなんと1600円なり。飲み慣れてるのに、なんだか高級な味でした。 『ザ・ペニンシュラ東京ザ・ロビー』 [住所]東京都千代田区有楽町1-8-11階 撮影・取材/編集部(jimbocho、cutteco、インデアンカレー、カレーだしっ!)、戎誠輝(帝国ホテルオールデイダイニングパークサイドダイナー)、武内慎司(ザ・ペニンシュラ東京ザ・ロビー) 「行ってこい!」「食べてみて!」のリクエスト投書やメールお待ちしております。メールはotoshu@kodansha-bc.jp ※2024年9月号発売時点の情報です。