ポーランドに惜敗のU19男子日本代表 日髙監督「悔しい敗戦のあとこそ自分たちで考えてもらいたい」<卓球・世界ユース2024>
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)> 23日、世界ユースのU19男子団体準決勝が行われ、日本代表はポーランド代表にマッチカウント2-3で惜敗した。 翌日、男子日本代表の日髙達也監督に話を聞いた。
日髙達也監督 コメント
<ポーランド戦を振り返って> 試合前は「全員で1試合ずつ勝とう」と言っていました。(相手のエースである)レジムンスキに2マッチを取られてしまう可能性もあったので、それ以外の試合で1人1試合ずつ勝つことを考えていました。 <準々決勝のチャイニーズタイペイ戦はかなりいい試合ができていたが> チャイニーズタイペイ戦では、坂井も小野も吉山も自分たちのいいプレーができていたと思います。実はチャイニーズタイペイは分が悪くて、坂井が勝った洪敬愷(ハンジンカイ)は吉山は0勝5敗で、1番で出てきた郭冠宏(クオガンホン)にも負けることはあったので、五分五分ぐらいかと思っていました。 また、アジアユースで対戦したときはマッチカウント3-1でけっこうギリギリだったので、あそこまでしっかり勝てるとは思っていなかったですね。 <ポーランド戦終了後に選手とミーティングなどは行ったのか> 軽くミーティングをしたのですが、まだ個人戦が残っているのであまり細かくは話していません。個人的には、例えば9-9のような競った場面で自分で考えてプレーできなければ結局最後は勝てないと思っているので、選手たちにはこういった悔しい敗戦のあとこそ自分たちで考えて、自分たちで成長してもらいたいです。 ただ、大会がすべて終わったタイミングで伝えるべきことは選手たちに伝えようと思っています。彼ら自身にも目標はあると思うので、そこも一緒に振り返りながら話すつもりです。
U19男子団体準決勝
<日本 2-3 ポーランド〇> 〇坂井雄飛 3-1 ZALEWSKI Mateusz 吉山和希 1-3 ミウォシュ・レジムンスキ〇 〇小野泰和 3-2 FORMELA Rafal 坂井雄飛 0-3 ミウォシュ・レジムンスキ〇 吉山和希 1-3 ZALEWSKI Mateusz〇
ラリーズ編集部