京都芸術高校「黎明祭」400人あまりの生徒 生き生きとした作品約1,500点展示 京都府宇治市
宇治市の京都芸術高校で、生徒たちの日頃の創作活動の成果を披露する文化祭が、2日から始まりました。京都芸術高校で毎年開かれている文化祭「黎明祭」では、校内に、全校生徒400人あまりが制作した作品がおよそ1,500点展示されていて、絵画やイラスト、造形作品と、校舎全体がまるで美術館のような趣きです。文化祭は、3年生にとっては卒業制作の展示も兼ねていて、3年間の学びの集大成を飾る、見ごたえのある作品が並んでいます。なかでも、林小桃さんの作品は、ライオンやツキノワグマといった絶滅危惧種の動物を、パネルやスライド、パンフレットを通して紹介しています。絶滅危惧種に指定されている理由なども説明し、自分たちができることを考えてほしいという思いを込めて制作したということです。文化祭は4日まで開かれ、3年生の作品は、すべて来年1月28日から京都市左京区の京都市京セラ美術館でも展示されます。