ロ朝協力で軍事衛星発射向上懸念 韓国専門家、中国連携の可能性も
【ワシントン共同】北朝鮮の核問題に詳しい韓国国防大の金永峻教授は28日、滞在先の米ワシントンで共同通信などの取材に応じ、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げを巡り「今後、ロシアとの協力によってさらに（発射）能力を得ることが懸念される」と語った。ロ朝両国の軍事連携に中国が加わる可能性があるとの見方も示した。 北朝鮮は今年、衛星打ち上げに2回失敗した後、ロシアに接近し宇宙関連技術の支援を受けたと指摘される。今月21日の打ち上げでは衛星を地球周回軌道に投入し、今後複数の衛星打ち上げ計画を表明した。 金氏は、北朝鮮にとって、日米韓やNATOの連携が脅威になっていると説明した。
