ジープ「ラングラー」のオフロード性能をそのままにローダウン化! イースター・ジープサファリで登場した“純正コンセプトカー”がカッコいい
伝説のコンセプトカー「ローワー40」にインスパイアされた新モデル
ステランティスの米国ブランド「Jeep(ジープ)は、米国ユタ州・モアブで2024年3月23日から31日まで、「イースター・ジープ・サファリ」を開催しました。 【画像】ジープ「ラングラー」カスタムの見本!? ジープの祭典で初公開されたコンセプトカーを見る(22枚) イースター・ジープ・サファリは、今回で58回目を数える、歴史あるジープのファンイベントです。毎回、ジープブランドの未来を象徴するコンセプトカーがお披露目されますが、今回も「ジープ・パフォーマンスパーツ」が作る4台のコンセプトモデルが初公開されました。 そのうちの1台が、「Jeep Low Down Concept(ジープ・ローダウンコンセプト)」です。
15年前に開催された第43回イースター・ジープ・サファリで、ジープのデザインチームは「Jeep Wrangler Lower 40(ジープ ラングラー ローワー40)」を発表しました。 ローダウン化された2ドアのラングラーは、40インチの巨大なマッドテレーンタイヤを装着し、ボンネットの下には驚異的なパワーを発揮する5.7リッターV型8気筒エンジンが搭載されていました。 このローワー40は、10年半経った今でも多くのジープファンを魅し、ジープのこれまでのコンセプトカーの中でも屈指の人気を誇っているといいます。 今回登場したジープ・ローダウンコンセプトは、このローワー40をオマージュ。 カーボンフェンダーフレアの下には、20インチのビードロックホイールに取り付けられた巨大な42インチのBFグッドリッチ製「Krawler 42x14.5R20」マッドテレーン タイヤを装着しています。 サスペンションは純正そのままですが、タイヤ径と前後バンパーをショート化したことで、重心は低いまま、最低地上高やアプローチアングル、デパーチャーアングルなどが劇的に向上しています。 ボディカラーは深みのある「ポイズンアップルレッド」で塗装。インテリアにはクロスインサート付きのカスタムブラック・レザーシート、カスタムラジオデリート・インストゥルメントパネルなどが装着されています。
VAGUE編集部