大坂なおみ、キャリアグランドスラムは「今でも目標」26日開幕全仏OPへ「プレーが少しずつ良くなっている」
テニスの4大大会「全仏オープン」は26日から開幕する。女子シングルスで、4大大会4度の優勝を誇り、元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)が大会を放映するWOWOWの独占インタビューに応じ、意気込みを語った。 ―コンディションは? 「とても良い。ボールの当たりがとても良かったので、そのまま続くことを望みます」 ―お母さんになって、生活はどう変わった? 「生活はとても変わった。ある意味、突然大きく変わった。でも彼女(長女・シャイちゃん)が成長するのを見守るのはとてもハッピーでエキサイトしている」 ―テニスキャリアは変わりましたか? 「確かにテニスキャリアが変化した。いろんなことに対するアプローチが変わったし、以前は時間があるのは当然だと思っていたけれど、今はとても大事にしている。自分の時間をうまく使うことを意識している」 ―以前、キャリアグランドスラムを目指していると言いましたが、それは変わりませんか? 「それは今でも目標。今年については自分が思っていたのとは違うのでは、と言う人もいて、私もそう思うけれど、どの大会からも新しいことを学んでいるし、大会を重ねるごとにプレーが少しずつ良くなっている。だから徐々に前進している」 ―クレーシーズンのチャレンジは何でしたか? 「チャレンジは学ぶことだと思う。クレーでのプレーを本格的に学んだことがなかった。ローマでは2人のとても良い選手に勝つことが出来たので、そのまま続けていきたい。ここでは、それがうまくいくことを望んでいる」 ―ナダルにとって最後のシーズンとなるかもしれません。どう思いますか? 「とても寂しい。彼はテニス界に現れた最大のレジェンドの一人。そして彼のおかげで多くの人がテニスをしたいと思うようになった。素晴らしいキャリアだったと思う。でももしかしたら最後のシーズンじゃないかもしれない、それはわからない。誰もが引き続きツアーで現役を続けて欲しいと思っている」 ―4月に行われたビリー・ジーン・キング・カップに参加したのはどうでしたか? 「正直言ってこれまでのキャリアの中で最高の思い出になったと思う。私も大活躍できたし、チームメートと一緒にいることがとても楽しかった。だからこの先ももっとプレーできたら良いと思っている」 ―日本のファンへのメッセージを。 「ハイ、皆さん、なおみです。今、ローランギャロスにいます。プレーできることにエキサイトしています。皆さんも楽しんで観てくださいね」
報知新聞社