関係者に見守られて出発する「はやまるタクシー」＝２１日、葉山町役場駐車場（町提供）

　１０人乗りワゴン車を使った乗り合いタクシー「はやまるタクシー」の実証運行が２１日、葉山町の長柄・堀内地区を中心にスタートした。初日は町役場（同町堀内）で出発式が行われ、関係者は公共交通を支える新しいシステムの本格導入に期待を寄せていた。 【写真で見る】葉山でイノシシの生息域拡大、注意呼びかけ 　同タクシーは、公共交通が不便な長柄・堀内地区（２１日～１２月６日）と下山口・一色地区（１２月９日～２０２５年１月３１日）を対象に町が実施主体となる。区域内外に乗降ポイントを設け、区域内で乗降する場合は１回２００円、乗降どちらかに町役場など区域外が含まれると３００円を支払う。