「恐怖の反則」レバノンDFの顔面キック→ノーファウルに欧州も驚き! 主審の母国メディアは擁護?「寛大さを見せた」【アジア杯】
「クリアする前にオフサイドがあったことを知らせる笛」
議論を呼ぶジャッジだったかもしれない。 カタールで開催されているアジアカップのグループAで、現地1月17日にレバノンと中国が対戦し、0-0で引き分けた。 【画像】これがノーファウル? 左足が顔面をヒットした決定的瞬間 この一戦で注目を浴びているのが、13分のシーンだ。ルーズボールをレバノンのDFハリル・ハミスがクリアしようとする。そこに中国のMFダイ・ウェイジュンが対応しようとしたが、ハミスの左足がダイ・ウェイジュンの顔面を蹴り上げる格好に。 直後にVARが介入も、判定はノーファウル。映像を見返しても、ハミスの左足は完全にダイ・ウェイジュンの顔面にあたっているのだが...。 SNSでも話題を集めたワンプレーに、英紙『Daily Mail』も注目。「レバノンのハミスが、中国のダイ・ウェイジュンに対して恐怖の反則を犯した」と報じた。 「29歳のハリル・ハミスは足でクリアしようとしたが、誤って相手の顔面を蹴ってしまった。ダイ・ウェイジュンが顔を押さえて苦しみながら倒れるなか、中国の選手たちがファウルを要求し、ハミスは無実を訴えた。 そして主審は、ハミスがクリアする前にオフサイドがあったことを知らせる笛を吹く。VARがチェックしたが、ファウルは与えられず、カードもなかった」 また、この試合の審判団は、主審や副審、VARは韓国人が担当。このことから、韓国メディア『FourFourTwo』は、Daily Mailの記事を取り上げながら、「コ・ヒョンジン主審は、国内でも寛大な判定を下すことで有名だ。アジアカップでもその寛大さを見せた」と伝えている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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