「まず俺を見ろ!」初ベスト11の扇原貴宏、大迫勇也の“強い要求”を信頼「自然と見ている」MVP武藤嘉紀と並び「結果を出す」
日本プロサッカー選手会(JPFA)は12月27日、「極楽湯 presents JPFAアワード2024」を開催。プロ選手が選ぶ2024年のJPFA、J1、J2、J3の各カテゴリーにおける最優秀選手やベストイレブンなどを表彰した。 【映像】扇原貴宏、最終節で決めた「ロケットミドル弾」 J1のベストイレブンに選出されたヴィッセル神戸のMF扇原貴宏が授賞式に登場。「要求がうるさい前線の二枚とのコミュニケーションのコツ」について笑みをこぼしながら回答した。 横浜F・マリノスから神戸に加入して3シーズン目を迎えた扇原は、加入後最多となるリーグ戦35試合に出場。優勝を決めた最終節の湘南ベルマーレ戦では、ロケットミドルで神戸初ゴールをマークするなど今シーズンは1ゴール・4アシストの成績を残した。扇原は「1年を通してハードなスケジュールでしたが怪我なく試合に出続けて、こういう個人の賞はもらったことがなかったので素直に嬉しい」と喜びを語った。 そんな扇原に対してMCの内田篤人氏が直球の質問をぶつけた。「要求がすごい」前線のFW大迫勇也とFW武藤嘉紀とのコミュニケーションのコツを聞かれると、「要求してくれる分、結果を残してくれる。取ったらサコくん(大迫)も『俺を見ろ』と言ってくれますし、自然と僕も取った後にまずサコくんを見るようになっている。そこの信頼関係は築けている」とコメント。神戸の攻撃を支えた二枚看板への絶大な信頼を口にした。 なお、J1リーグのMVPには武藤が選出された。37試合に出場し14ゴール・7アシストを記録し、チームの連覇に大きく貢献。Jリーグ選出MVPと2冠達成した武藤は、「シーズンを素晴らしい形で終えることができ、天皇杯優勝、Jリーグ連覇、個人のベストイレブンとMVPをいただいてこれ以上ないと思います。すごく身が引き締まる思いです」とコメント。また選手の投票で決まるJPFAアワードのMVPについては「これだけ多くのJリーグ選手がいる中で選手から評価していただけるのは嬉しい。来年その評価を落とさないように引き続きやらなければいけない危機感を持っています」とコメントを残している。 J1リーグのベストイレブンは以下の通りとなった。 【JPFA選出J1リーグ・ベストイレブン】 GK:大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF:中谷進之介(ガンバ大阪) DF:山川哲史(ヴィッセル神戸) DF:佐々木翔(サンフレッチェ広島) MF:扇原貴宏(ヴィッセル神戸) MF:井手口陽介(ヴィッセル神戸) MF:東俊希(サンフレッチェ広島) FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ) FW:山田新(川崎フロンターレ) FW:大迫勇也(ヴィッセル神戸) FW:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) (ABEMA/JPFAアワード2024)
ABEMA TIMES編集部