大阪府の2019年度予算案「災害対応力を強化」松井知事が会見
大阪府の2019年度予算案「災害対応力を強化」松井知事が会見
大阪府の松井一郎知事は18日、大阪府庁で開かれた定例会見で2019年度当初予算案について発表した。 【中継録画】大阪府の松井一郎知事の定例会見 2019年度予算案発表(2018年11月14日)
発表によると、一般会計は前年度比1.7%増となる2兆5983億円となった。今年開催されるG20 大阪サミットから2025年の「大阪・関西万博」へ、成長発展の流れをつくることとした。また、成長の基盤となる安全安心に万全を期す必要があることから、災害対応力を強化するとした。 そして、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を先取りし「万博を見据えた取り組みを加速させる」と話していた。
クロス選「効率化考えれば、ありとあらゆる選択肢に」
会見の最後には、報道陣から「昨日、吉村洋文市長がダブル選になる場合、市長選への出馬を否定され、松井知事が大阪市長に、吉村市長が府知事にというクロス戦が知事の中でも最も高いのか」と質問した。 松井知事は質問に対し「年間二度の同じ選挙をするというのは財政運営の効率化ということを考えるといささか違うのかと思う。それぞれ相手の仕事は把握できており、効率化ということを考えれば、ありとあらゆる選択肢になる」と述べた。