【自民党総裁選】あの人の動向最新情報…そして静岡1区選出の上川外相とはどんな人?同窓生や支援者が語る
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
9月27日の投開票に向けて”ポスト岸田”をめぐる動きが活発化している自民党総裁選。静岡県内選出の上川外相をはじめ、候補に多くの顔ぶれが並ぶなか、出馬に向けた動向に注目が集まっています。 名前が挙がる11人のうち最年少43歳のこの人に動きが…。 (小泉 進次郎 元環境相・43歳) 『出馬を真剣に考えている』 会談した議員に、こう話すなど、小泉進次郎元環境相が総裁選に出馬する意向を周辺に伝えていることがわかりました。父親は、言わずと知れた小泉純一郎元首相。その父から『「50歳まで総裁選に出るな」と言われた』という一部報道をラジオ番組で否定した上で…。 (小泉 進次郎 元環境相・43歳) 『いま43歳ですけど、仕事上の様々な判断・決断をいちいち親父にあおぎますか?自分で決めるっていうのは当たり前のことなんじゃないですか?』 今がその決断のときだったのでしょうか。小泉氏には、菅 前首相に近い議員を中心に支持が集まっています。 ポスト岸田をめぐり“乱戦模様”の総裁選。自民党は20日、9月12日告示、27日投開票とすることを正式に決めました。 “3度目の挑戦”となる河野デジタル相は20日夜…。 (河野 太郎 デジタル相・61歳) 「後ろのカメラの台数を見ると、総裁選挙が始まったみたいな気がいたしますが…」 河野氏は、所属する麻生派を中心に、立候補に必要な推薦人20人を確保できていて、来週26日・月曜日に出馬会見を行う予定です。 また、石破元幹事長が次の土曜日に地元・鳥取で正式な出馬表明を行うことで最終調整に入ったことが、20日、関係者への取材でわかりました。その後、来週中に都内で、改めて政策などを発表する記者会見開く方向で調整しているということです。 そして、”ポスト岸田”候補の一人として名前が挙がっている静岡1区選出の上川陽子外相。 (上川 陽子 外相・71歳) 「先週の末に岸田総理にお会いしまして、私の決意をお伝えし、9月の総裁選に向けた立候補の準備をしております」 19日、羽田空港で総裁選への意欲を明言しましたが、外務省によると、21日までインドを訪問していて、帰国後、推薦人20人の確保に向けての動きを本格化させていくとみられます。 静岡市で生まれ育った上川外相ですが、いったいどんな人物なのでしょうか?静岡雙葉中学・高校の同級生、江河範子さんと、3つ上の先輩の浅井薫さんの姉妹に話を聞きました。2人は卒業生有志の会で、上川大臣初当選の前から応援し続けてきました。 (上川外相の同級生 江河 範子さん) Q.どんなクラスメートでしたか? 「明るくて元気な人で運動もできたし、もちろん勉強もできた」「高校に行ってからは英語ができると有名だった」 高校時代のアルバムを見せてもらうと…。 (上川外相の同級生 江河 範子さん) Q.その当時の英語部の写真ですね 「一番有名なのは、高校3年生のときに、英語部でシェイクスピアのハムレットをやった、英語劇を」 当時は生徒会長をやるタイプではなく、おっとりとして政治家になるとは思っていなかったといいます。 (上川外相の同級生 江河 範子さん) 「外相が本当に本人がいきいき、大好きな仕事で、もうそれで十分」 (それいゆ雙葉 浅井薫 代表) 「総裁選に出ることが決まったら、私たちも一生懸命応援するつもりでいますけど」 また、上川大臣が初当選した選挙から長年支援しているという、JA女性部が作る会の会長を務める海野フミ子さんにも、大臣の人柄について聞きました。 (上川外相を初当選時から支援 海野 フミ子さん) 「ものすごく真面目で努力家、びっくりしちゃう」「分からないことをとことん聞いてくる」 総裁選への出馬を決意したことについては…。 (上川外相を初当選時から支援 海野 フミ子さん) 「何もそんなに大変なことを、今の与党と野党のやり取りを見ていると、くだらないことで時間を費やすのと」「でも、上川さんだったらそこが変えられるんじゃないかと」「とにかく静岡の誇りとして応援してやりたい」 静岡から女性初の総理大臣へ。総裁選に向けての動きが本格化するなか、今後の上川外相の動向に注目です。