【NFL】チーフスQBマホームズ、オリンピックと『カレッジフットボール25』のためにキャンプにテレビを持参
なんと素晴らしい時間だろうか。それは、2024年シーズンにスーパーボウル3連覇を狙うマホームズとチーフスに欠かせない存在になる可能性がある新戦力を温かく迎え入れる環境を整える、絶好の機会になるはずだ。
郊外でトレーニングキャンプを過ごすことについて「楽しいよ」と明かしたマホームズはこう続けている。
「1つだけ言えるのは、家族と離れるのはいつだってつらいってこと。特に子どもたちが大きくなるにつれてね。でも、建物の中でみんなと一緒にランチや夕食をとったり、常にみんなと過ごしたりすることで、この文化と家族のような兄弟関係を築くことができる。それを続けていくことにワクワクしている」
「新しい人も多いし、以前からここにいる選手もいる。素晴らしい状態になるために何が必要か俺たちは分かっているからね」
このグループのチーフ(ダジャレではない)となるのは、テキサス大学出身のワイドレシーバー(WR)ゼイビア・ワーシーだ。今年のNFLスカウティングコンバインの40ヤード走で、コンバイン史上最高記録を更新した俊足のワーシーは、WRタイリーク・ヒルが退団してからチーフスに欠けていた、フィールドを広げる能力をもたらすと期待されている。
NFLの試合に備えて適切に準備しなければ、ワーシーがフィールドに出てすぐに相手ディフェンスを圧倒することはできないだろう。ビデオゲームの話をしてきたが、現実は『Madden NFL(マッデンNFL)』とは異なる。才能のある選手を加えればうまくいくというものではない。それを理解しているマホームズは、この春にハムストリングのケガに悩まされていたワーシーがその挑戦に向けて準備を整えることを望んでいる。
マホームズはワーシーについて「簡単にはいかない。彼は外に出て、準備しなきゃいけなくなる」とコメント。
「このオフェンスではたくさん競争することになる。(ジェネラルマネジャー/GM)ブレット・ヴィーチとリードコーチ(ヘッドコーチ/HCアンディ・リード)はたくさんの競争をもたらすという点で素晴らしい仕事をした。ゼイビアはOTA(チーム合同練習)とかミニキャンプの数週間を通じて、メンタル面の鍛錬をたくさん積んできたけど、これからが本番だ」