小方颯自己ベスト!瀬戸を上回り5位で決勝進出 競泳男子200メートル個人メドレー
◇世界水泳選手権 競泳男子200メートル個人メドレー準決勝(26日、マリンメッセ福岡) 【画像】男子個人メドレー200mでインカレ4連覇を狙う小方颯選手 競泳男子200メートル個人メドレー準決勝に出場した小方颯選手が全体5位、1分57秒06で自己ベスト記録を更新し決勝進出を決めました。 9歳上の瀬戸大也選手を上回り、決勝進出となった期待の20歳。瀬戸選手について「一緒にいるだけで幸せというか。今はそうやって感じていますけど、来年はしっかりオリンピックの舞台で勝負しなきゃいけない。今年は、まだその幸せを噛みしめて泳ぎたいと思います」と話した小方選手。 「(瀬戸選手は)めちゃくちゃきつそうなメニューをしていて、今まで見たことのない瀬戸さんの姿だったので、練習では勝てないのかなと思っていた。でも試合では自分は勝負強いところはあるので、そういった意味で、予選を終えた感じだと勝てるのかなとちょっとうっすら感じていました」と自身の成長にも手応えを感じていました。 決勝に向けては「この舞台で外国の選手と戦えるのはすごくいい経験になる。瀬戸さんに勝つだけじゃなくて、そのうち(アメリカの)フォスター選手や(フランスの)マルシャン選手にも勝たなきゃいけない。決勝はすごくいい経験ができるかなと思います」と語りました。 決勝では1分56秒台を目指す小方選手は「最初のバタフライが25秒ぐらいかかっている。そこはなんとか24秒7とかで入って背泳ぎにつなげ、得意の平泳ぎで少し追い上げ、最後は粘るという形で、最初のスタートダッシュの部分がうまく決まればいいのかな」と展望を示しました。 注目の決勝は27日、よる9時頃に行われます。