東洋大・石田洸介らがエントリー 東農大・前田和摩はメンバー外 全日本大学駅伝関東地区選考会/陸上
陸上の関東学連は9日、11月3日に行われる全日本大学駅伝の関東地区選考会(今月23日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)のエントリーを発表した。1チーム13人がエントリーし、8人が出場。1校2名ずつ4組に分かれて1万メートルを走り、8人の合計タイムの上位7校が本戦への出場権を獲得する。 前回9位でシードを逃した東海大は5月の関東学生対校選手権(関東インカレ)男子1部1万メートル5位の花岡寿哉(3年)や同大会で男子5000メートル3位の兵藤ジュダ(3年)らが登録された。 1月の箱根駅伝で総合4位の東洋大は主将の梅崎蓮(4年)やエース格の石田洸介(4年)らを順当にエントリー。注目選手が集まった1年生は松井海斗、宮崎優、迎暖人、内堀勇の4人がメンバーに入った。 前回11位の順大は関東インカレ男子1部3000メートル障害優勝の村尾雄己(3年)や吉岡大翔(2年)がエントリー。1年生は関東インカレ男子1部1万メートル8位入賞の玉目陸、池間凛斗、川原琉人、谷本昂士郎の4人が入った。 前回14年ぶりに本戦出場を果たした東農大。5月の日本選手権1万メートル(静岡)でU20日本新記録の27分21秒52で3位に入った前田和摩(2年)がメンバーから漏れ、厳しい戦いとなりそうだ。前田は前回の関東地区選考会で当時U20歴代2位の28分3秒51をたたき出して日本人トップ。本戦では2区区間3位の快走を果たした。