<梅田修一朗>ノリに乗っている若手声優 話題のアニメ「青のミブロ」で主演 「僕は役に生かされている」
マンガ「DAYS」で知られる安田剛士さんの新選組を題材にしたマンガが原作のテレビアニメ「青のミブロ」が、10月19日から読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送される。浪士集団・壬生浪(ミブロ)に入ることになる主人公の少年・ちりぬ におを演じるのが梅田修一朗さんだ。梅田さんは今年の夏アニメ「先輩はおとこのこ」「小市民シリーズ」「負けヒロインが多すぎる!」の3本の主演を務め、秋アニメは「青のミブロ」に加え「ぷにるはかわいいスライム」「ひとりぼっちの異世界攻略」の3本に主演として出演する。まさにノリに乗っている若手声優の梅田さんに「青のミブロ」への思い、声優として大切にしていることを聞いた。 【写真特集】今最も熱い声優 梅田修一朗が熱く語る! 格好いい写真も
◇におとリンク
「青のミブロ」は、2021年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載が始まり、現在は「青のミブロー新選組編ー」として連載中。幕末の京都を舞台に、新選組の生き様を描く。素直で優しく家族思いだが、心の奥で正義を燃やす少年・におが、嫌われ者の浪士集団・壬生浪(ミブロ)の土方歳三、沖田総司と出会う……というストーリー。
梅田さんは「僕は日本史がそこまで得意じゃなかったのですが……」というが、夢中になって原作を読んだ。
「におを通して、新選組の歴史、運命をたどっていけて、当時の温度感や空気感が伝わってくる作品です。立場の違いによって命の重さが違いますし、飢えて死ぬこともあれば、食べ物に全然困らない人もいます。腕っぷしが強ければ生き残れる。当時と今の日本は全然違って、日本だけど日本じゃないようにも感じていました。ただの少年だったにおが、ミブロに出会うことで変わっていく。僕は、新選組のことは知っているし、隊士の名前も知っていますが、すごく詳しいわけではありませんでしたし、におがミブロに巻き込まれていくところが、僕とリンクしているようにも感じていました。におは中性的な見た目ですが、食らいついていく根性、内に秘めた不条理に対する不満が人一倍あります。透明なようでありながら、人間臭いし、確固たる思いがあります。ただの少年ではなくて、並々ならぬ思いもあります。原石のようであり、そこを磨いていく過程が魅力的です」