【東京駅・丸の内グルメ】フードエッセイスト平野紗季子さんが 厳選!東京駅周辺で絶対行きたいグルメスポット5選
雑誌Hanako2024年1月号「47都道府県、おいしいあの町へ」では、地元在住の食通が教える、47都道府県のおいしい食を求める旅を紹介しました。Hanako Webでは、誌面では紹介しきれなかった47都道府県のオリジナル記事を限定で公開。 今回ピックアップする都道府県は、東京都。ガイド役は、人気フードエッセイストの平野紗季子さんです。東京駅周辺~丸の内エリアにフォーカスし、最旬ダイニングから、駅構内のマストスポット、高架下のサンドイッチ専門店まで、平野さんらしい視点でセレクトしてくれました。
1.東京駅の真横にして、東京最高峰のダイニング〈SÉZANNE〉
東京駅~丸の内エリアは、立地的にも、そして美食が集まる最重要地点という意味でも、まさに「東京都の中心」と言えると思います。まずなにより、東京駅の真横にあるダイニング〈SÉZANNE(セザン)〉の存在。“食のアカデミー賞”と称される「Asia's 50 BEST RESTAURANTS」では、2023年に第2位につけ、アジアナンバーワンに選ばれる日もきっと近いはずです。エグゼクティブ シェフのダニエル・カルバート氏が東京で料理をしているという事実自体が幸運なこと。
ダニエル氏の作るフレンチは、口の中に、クリスタルでできた宮殿を建築するかのよう。食材のピュアネスを尊ぶ繊細な仕事と、鍛え抜かれた確かな技術。クラシックへのリスペクトとモダンな軽やかさ。日本の食文化への理解が増すごとに、年々美味しさが深まっていく、その底知れぬ魅力に震えています。
こんな最旬のダイニングがあるかと思えば、高架下にはレトロなサンドイッチパーラーがあり、駅構内には目移り必至の駅弁屋があり。食の振れ幅の豊かさも、このエリアの魅力なのです。
SÉZANNE(セザン)
〈フォーシーズンズホテル丸の内 東京〉のメインダイニング。2021年7月に開業して以来、わずか1年半の間に「ミシュランガイド東京2023」にてミシュラン2つ星を獲得。ランチコース27,830円~、ディナーコース50,600円(サービス料込み)。 住所:千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 フォーシーズンズホテル丸の内 東京7F TEL:03-5222-5810 営業時間:12:00~13:30最終入店、18:00~20:00最終入店 定休日:月火休